タックスヘイブンでセナやシューマッハも住人だった!F1モナコGPは絢爛豪華のオンパレード!(1/2)
- 筆者: 山口 正己
避暑地モナコで行われるF1GP
「F1を見に行くならどこがオススメ?」という質問に、“そりゃ、モナコでしょ!!”と大抵の人は言う。しかし、私はできればモナコには行かない方がいいと思う。行くたびに、自分の貧乏をこれでもかと認識させられるからだ。
モナコGPは毎年5月、地中海を代表する避暑地、というより、避暑住居地としてお馴染みのモンテカルロ湾を囲む市街地コースでレースが行なわれる。税金がないタックスヘイブンとしても知られ、多くのF1ドライバーが住んでいる。かつて、鈴木亜久里、片山右京、佐藤琢磨がここの住人だった。ミハエル・シューマッハやアイルトン・セナもマンションを持っていた 。セナがトンネル手前でリタイアして、そのまま家に帰ってしまったという逸話もある。
豪華なクルーザー、スーパースポーツの群れ、スーパーモデル級の美女など、およそ世の中の絢爛豪華のオンパレード
通常のレースは金曜日から始まるが、モナコは、木・土・日の3日間になる。金曜日を休む理由は、「コースが生活道路を閉鎖して行っているので、連続で道路を閉鎖すると弊害が出る」と言われている。しかし、観光立国の財政を潤すために1日でも長く、グランプリの見物客や関係者を滞在させたいというのが本音だ。
ともあれ、木曜日に甲高いエンジン音が響きわたると様相は一転する。世界中から集まったと思われる豪華クルーザーが結集したモナコ湾に響き渡る悲鳴にも似たエキゾーストノートを聞けば、レースや自動車に興味がない人でも背筋にゾゾッと電流が走る。
豪華なクルーザーや、週末だけで数百万円というホテル。そのホテルの車寄せに横付けされたスーパースポーツの群れ。そして、その助手席からスラリと長い足を覗かせてカジノに繰り出すスーパーモデル級の美女など、およそ世の中の絢爛豪華のオンパレードだ。そうした舞台装置の後押しで、官能的なエキゾーストノートが一層胸をキュンと締め付け、鳥肌を増殖させる。
ちなみに、モナコGPのスタート地点から50m程のところにフェラーリとホンダを扱う自動車デーラーがあるが、そこではフェラーリがホンダ・シビックより売れているという事実が、違和感なく納得できるムードがモナコには溢れている。
モナコの週末、モナコ湾を見下ろすレストランで、店の下のモナコ湾沿いを通過するフェラーリの数を数えたことがあった。10分もしないうちに50台を越え、ばかばかしくなって数えるのをやめたのを覚えている。
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