中国、この時期に「くまモン」パクるが、日本車パクリは急減!その理由とは?(1/2)
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- 筆者: 桃田 健史
- カメラマン:桃田健史
どのメーカーもパッと見、「似たようなモノ」
中国のモーターショーといえば、日本車パクリのオンパレード。日本のメディア関係者には、そうしたイメージが未だに強い。ところが、実際はまったく違う。
今回の北京モーターショーで、日系メーカー、中国地場メーカー、アメリカメーカー、そして欧州メーカーの各ブースをひと巡りしたが、「どれがどれだか、さっぱり分からない」という印象だ。
どのメーカーも、パッと見た目には「似たようなモノ」なのだ。こうした現象が発生した理由はいくつかある。
第一の理由は、中国でSUVブームになったこと。90年代後半から2000年代にかけて、中国は生涯で初めてクルマを購入する「ファーストバイヤー」が急増。彼らのお目当ては、無難なセダンだった。
そうした人たちがそろそろ、生涯で2台目を購入する時期になり、「今度は少し違ったクルマが欲しい」と考え出した。その矛先がSUVになった。
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