2016F1GP開幕!2年連続ワールドチャンピオンのメルセデスをフェラーリが巻き返すか!

  • 筆者: 山口 正己
  • カメラマン:ホンダ/フェラーリ/メルセデス・ベンツ
2016F1GP開幕!2年連続ワールドチャンピオンのメルセデスをフェラーリが巻き返すか!
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今日から始まる2016F1グランプリ開幕戦を待ち構えるメルボルンのアルバートパーク。名前の通り、公園にある特設コースである。

今年のF1グランプリは、このオーストラリアを皮切りに、世界の21カ国を転戦して戦われる。

スケジュールは以下の通りだ。

2016F1GP決勝のスケジュール

1. 3月20日 オーストラリアGP メルボルン

2. 4月3日 バーレーンGP ザヒール

3. 4月17日 中国GP 上海

4. 5月1日 ロシアGP ソチ

5. 5月15日 スペインGP カタルーニャ

6. 5月29日 モナコGP モンテカルロ

7. 6月12日 カナダGP モントリオール

8. 6月19日 ヨーロッパGP アゼルバイジャン

9. 7月3日 オーストリアGP レッドブル・リンク

10. 7月10日 イギリスGP シルバーストン

11. 7月24日 ハンガリーGP ブダペスト

12. 7月31日 ドイツGP ホッケンハイム

13. 8月28日 ベルギーGP スパ-フランコルシャン

14. 9月4日 イタリアGP モンツァ

15. 9月18日 シンガポールGP マリナ・ベイ

16. 10月2日 マレーシアGP クアラルンプール

17. 10月9日 日本GP 鈴鹿

18. 10月23日 アメリカGP オースチン

19. 10月30日 メキシコGP メキシコシティ

20. 11月13日 ブラジルGP サンパウロ

21. 11月27日 アブダビGP ヤス・マリーナ

2016年開幕戦は最近になく面白いシーズンの始まり

オーストラリアGP フェラーリオーストラリアGP メルセデス

今年のF1で最大の注目は、2年連続ワールドチャンピオンのメルセデスを、フェラーリが巻き返すかどうか。2月22日からと3月1日からそれぞれ4日間、合計8日間行なわれた合同テストで、フェラーリがバカッ速さを示した。8日間のテストで5回のベストタイム&8日間のファステストタイム、なおかつ、フェラーリの二人のドライバー、セバスチャン・フェッテルとキミ・ライコネンがともに1分22秒台を記録したのだ。

1分22秒台がどんなに凄いタイムかといえば、去年、同じコースで開催されたスペインGPの予選最速であるポールポジョンは、最強メルセデスのニコ・ズベルグが記録した1分24秒台だったのである。ビックリついでにいえば、2016年用のマシンは、去年より2秒も速くなっているのである!!

とはいえ、テストはテストであって本番とは違う。メルセデスは、決勝レースをにらんだ長距離を継続して走る“ロングラン”に集中して、圧倒的な距離を走った。午前と午後をそれぞれルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグに振り分けながら、それぞれが半日で3レース分の距離を走行して見せたのだ。

要するに、大切なのはレースであって予選ではない、ということ。とはいえ、通常なら、メルセデスも全開走行をして不具合を洗い出しておきたいはずで、となると“もしかするとメルセデスよりフェラーリの方が速くなった?”という予想をしたくなる。

ホンダの目標は“まずはQ3に残ること”

オーストラリアGP マクラーレン・ホンダピットマクラーレン・ホンダ

日本の我々にとってもうひとつの注目ポイントは、言うまでもなくマクラーレン・ホンダである。ホンダのパワーユニットは、F1に復帰した2015からトラブルに苛まれ、連続走行もままならず、結果としてマシンセッティングもできないままの状況のどうしようもない成績で復帰初年度を終えた。

しかし、合同テストでは、スピードは“それなり”ながら、トラブルが激減し、いよいよスタートラインに立てた感触が伝わった。

ホンダの目標は、“まずはQ3に残ること”である。表彰台や優勝を期待するのは、F1GPのレベルを知らないムキの無い物ねだり。ホンダの復活を願うなら、まずは今年からレギュレーションが代わり、トップ8だけが残れるQ3に進出できるかどうかを、ドキドキしながら見つめることである。

いずれにしても、2016年開幕戦は、最近になく面白いシーズンとして始まろうとしている。

[Text:山口正己]

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F1情報サイト[STINGER]http://www.f1-stinger.com/ 編集長 世界初のF1速報誌『GPX』創刊編集長記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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