往年のクラシックカーが集結!神宮外苑クラシックカーフェスティバル

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  • カメラマン:オートックワン編集部
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明治神宮前にクラシックカー100台が集結!

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11月28日の日曜日、雲一つない青空のもと、明治神宮外苑に国内外100台ものクラシックカーが集結した。

古いものでは1925年のロールスロイスから、最も新しいもので1985年トヨタ「スプリンタートレノ」やホンダ「シティ カブリオレ」まで。一般大衆車から高級乗用車、高性能なスーパーカー、さらにはダイハツ「ミゼット」のような商用車まで、ジャンルも年代も様々な組み合わせだ。

この日行われていたのが「2015トヨタ自動車 クラシックカー・フェスティバル in 神宮外苑」というイベント。これは愛知県長久手市にあるトヨタ博物館の主催で毎年開催されている。観覧料は無料で、クラシックカーファンのみならず、様々な年齢層、国籍の参加者が見受けられた。親子連れの参加も多く、中にはまだ小さいながらも展示車両の車名を次々に言い当てる、前途有望な子供も見られた。

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本イベントを主催するトヨタ博物館館長の布垣直昭氏は、本イベントに寄せて以下の様にコメントしている。(要約)

“クラシックカーは古典というよりも、むしろ時代を超えて愛される普遍的な芸術のような存在といえる。このイベントに出展されている車両は皆、時代を超えて愛されてきたものばかり。それらが実際に走行する姿、そしてそれらを心から愛するオーナーたちの姿を見て、何かを感じていただきたい。”

本イベントで展示されているクラシックカーは、企業や学術機関から提供された一部を除き、多くが一般ユーザーによる出展である。そのどれもがピカピカに磨き上げられ、非常に美しいコンディションを保って来場者の目を楽しませていた。まさに愛車にとってもオーナーにとっても最高の晴れ舞台といえる。

今回は当日の車両より、一部車種を画像で紹介するので、会場の空気を感じ取っていただければ幸いだ。

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特別展示では貴重なコレクションが実際に走行

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 今回の特別展示のテーマは『引き算で合理性を求めたクルマたち』。

すなわち大型化やパワーアップとは真逆のアプローチで、小型・軽量・少装備化を推し進め、新たな価値を手に入れた車種にフォーカスするというもの。

車種やその時代背景によっては「物足りない」との評価をされてしまい、受け入れられずに姿を消してしまった車種も多くはない。しかし、環境やコストといった様々な課題と向き合わざるをえない現代、確かな信念の下に作られたこれらの車種は、問題解決の一つのヒントとなるかもしれない。

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今回特別展示された車種の一部を紹介する。

▼フランクリン・シリーズ9(1981年、アメリカ)…軽量化にこだわり、当時まだ珍しかったアルミボディや木製フレーム、空冷エンジンなどの技術を採用した一台。先代モデル以上の動力性能を発揮しつつも180kgもの軽量化を達成し、タイヤの高寿命化を達成した。なお車両は早稲田大学による寄贈。

▼フライングフェザー(1955年、日本)…戦後の復興の中、乏しい技術と材料で最小限の実用性を発揮しようと作られたクルマ。リアカーのように細いタイヤがその軽さを感じさせる。しかし、あまりにも簡素で当時の人には受け入れられなかった。大和自動車整備(有)相馬静男氏寄贈。

▼DAF600(1959年、オランダ)…戦後初のオランダ製国産車。当時としては画期的な無段可変自動変速機(オートマ)に前輪独立懸架を採用していた。

▼ホンダ1300クーペ9(1970年、日本)…流麗でエレガントなスタイルと、画期的なDDAC(一体式自重空冷)機構を採用した空冷エンジンが特徴の一台。この後、排ガス規制対応の難しさから、同社は空冷式から水冷式エンジンへの転換を余儀なくされた。Honda Collection Hall特別出典。

その他、一般展示部門では、国内外の様々な車種が展示された。スーパーカー世代に根強い人気を誇るフェラーリ345GT4/BB(1974)やポルシェ911S(1969)、未だにファンの多い通称「ハコスカ」「ケンメリ」型スカイライン(それぞれ1971/1973)などが会場を埋め尽くしていた。 これらの車種については是非、画像でご覧頂きたい。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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