世界18ヶ国・地域97活動拠点を持つトヨタ自動車グループのメーカーである豊田合成は、「東京モーターショー2015」で歩行者などとの衝突時にボディが膨らんで衝撃を緩和する「エアバッグカー」を出展して話題を呼んでいる。
これは、「エアバッグメーカーの豊田合成」が提案する2030年頃を想定した超小型モビリティのデザインコンセプトモデルで、「Flesby(フレスビー)」というエアバッグカー。
歩行者と衝突した際の衝撃を伸縮性のある柔らかい樹脂ボディが膨らんで緩和する安全機能を持つため、もこもこした外観が特徴だ。
ゴム・樹脂の高分子技術とLED分野の開発でも知られる同社は、ブースの照明をオールLED化して消費電力を約60%カットしたほか、ミリ波レーダーを透過できる樹脂を採用したミリ波レーダー対応エンブレム、各種加工を施したラジエターグリル、トヨタだけではなく各社に対応したステアリングなどを展示、高い技術力をアピールしている。
また、ワイヤーモックデモカーも展示。これは同社が手がけるエアバッグ、軽量ウェザストリップ、樹脂フューエルフィラーパイプ、車載LED製品などの各種製品の搭載位置や特徴を分かりやすく紹介するものだ。
クルマの進化はこうした各種企業の技術進歩がもたらすものだということを実感できる展示となっている。
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