次期型プリウスが大きな話題となっているトヨタだが、「東京モーターショー2015」ではさらに隠し玉を持っていた。全長4mを切るサイズのコンパクトFRスポーツを披露するというのだ。
世界初公開となる新世代ライトウェイトスポーツコンセプトの名前は「TOYOTA S-FR」。ちなみに「S-FR」の「S」は、スポーツの“S”ではなく、スモールの“S”。
ボディサイズは、全長3,990×全幅1,695×全高1,320(mm)、ホイールベース2,480mm。乗車定員は4人でトランスミッションは6速MT。
トヨタは2017年から世界ラリー選手権(WRC)に参戦しようとしているが、そのクルマをベースに、このS-FRの開発を進めたとも言われている。
開発テーマは大きくわけて[Compact & Simple]、[Fun to Drive]、[Design]の3つ。
ボディはコンパクトで画期的な軽量化を実現し、ロングノーズとワイドスタンスはスポーツカーとしての骨格を追求。
さらに意のままに操れ、思い通りにクルマが反応し、クルマから返ってくる挙動を感じてコントロールできるFR(フロントエンジン・リアドライブ)独自の心地よさも追求したという。
最近のトヨタとフロントフェイスといえば、キーンルックと呼ばれるツリ目顔だが、このS-FRは方向が違う。愛着のわく丸みを帯びたスタイルに丸目を採用。これにより親しみやすさを表現している。
また、シンプル&モダンに仕上げられたインテリアと合わせて「親しみやすいシンプルさ」と「走りの予感」を両立させたという。
気になる方も多いと思うが、エンジンは何を載せるか等、何も決まっていないという。デザインもあくまで提案ベースで、ユーザーの反応を見てみたいとのこと。
ただ、写真を見てもらえば分かるように、コンセプトカーといえども完成度は非常に高い。市販化されるかどうかは、このモーターショーでの反響をみて決断されると思われる。
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