autoc-one.jp 記事・レポート 特集 PR企画 SUBARUインプレッサ×MAZDAアクセラを徹底比較 03デザイン/居住性比較

デザイン居住性比較

機能美デザインと魂動デザイン

「カタチ=デザイン」というものは、各々の考え方が明確となるディテールだ。「走り出す前からワクワクできるクルマがいいじゃないですか」と“魂動デザイン”を統括するマツダのデザイナーは言う。CX-5からデミオまでシグネチャーグリルとともに躍動感のあるボディラインを持つマツダのデザイン。豊かな曲線を与えられたボディデザインは他メーカーにない個性を持ち、今やマツダのブランドアイデンティティの一部になっている。つまりアクセラも然り。

「魂動デザイン」×「スカイアクティブ技術」×「ソウルレッド(ボディカラー)」という3つのエッセンスが示すように、今、その造形から勢いを感じるマツダ車につい目が行きがちなのだが、インプレッサも先日のマイナーチェンジで、より精悍でスポーティな姿へとブラッシュアップを行っている。それはさらなる機能美デザインを追求した仕上がりとなった。

インプレッサは今回のマイナーチェンジによってヘッドランプやバンパー、グリルなどフロントフェイスのデザイン変更を実施。スポーティさや上質さが高まった印象が充分に感じられる。が、注目したいのはそもそもベースにある機能的なカタチ。ガラス面積の広さは良好な視界と室内の明るさを与え、ドライバーはもちろん同乗者も快適さを共有することができる。

運転席からの眺めは、視野が広く死角も少ないので開放的な印象で、目指す走行ラインも把握しやすい。加えて車幅1740mmは取り回しの良さにこだわった数値。つまり日本の都市部等での狭い道路でも大きさを感じさせないサイズというのも良い。よく、男性は空間認識を捉えるのが上手だが女性は苦手という話を耳にするが、例えそうだとしてもAピラーの三角窓からの良好な視界のお陰も相まって、自車のボディサイズが都度気になるということはない。こんな点も女性には是非おすすめしたいポイントだ。
そしてマイナーチェンジによって、変更されたドアミラーは最適な取り付け位置に置かれたことで、スマートな形状も相まって前方死角を減らして、斜め前方の視認性は向上しているという点もお伝えしておこう。

またアクセラに比べ全高が高くラゲッジ方向に向かって比較的緩やかに傾斜するルーフラインのその内側(後席)には、アクセラでは得られない充分なヘッドクリアランスが保たれている。ちなみに最小回転半径は両車ともに5.3m。インプレッサはAWD(4WD)であってもその数字は2WDと変わらない。

クルマは長く使う分、インテリアは特に重要!

一方のインテリアは、外観同様に「デザイン性」を重視する昨今のマツダだけあって、見栄えはさすが目を引く。インターネットを用いる「マツダ コネクト」も最先端をいくモデルらしい装備だ。
インプレッサもさすがだ。内装にも外観同様の機能美を感じさせてくれる。大ぶりのスイッチ類やダッシュボード上のマルチファンクションディスプレイの見易さなど、情報の豊富さは実にありがたい。

実は今回のマイナーチェンジによって金属調の加飾やピアノブラック調のパネルを採用。乗り込んだ瞬間にさりげなく上質感を味わえる仕上がりだ。さらに居住性も考慮するとスバルが有利。前後席ともに大きめのシートを採用し、後席の膝まわりも充分なスペースが採られている。またヘッドクリアランスについては前述したようにインプレッサは居住性を重視したルーフ形状を採用したことにより、握りこぶしをタテにして一つ分、いや一つ半くらいの余裕があったのだ。
比べてみればアクセラの後席はシート座面奥行がやや短くヘッドクリアランスも少なめで若干の圧迫感は否めない。着座感等に不満はないが、インプレッサのほうが車格を越えたゆったり感が得られるのは確かだ。

ラゲッジルーム関してはインプレッサが若干広いスペースを設けている。両車とも後席全倒式シートの為に、サーフボードや大きな天体望遠鏡はもちろん、IKEAなどで組み立て式家具を購入した際でも、その手の長尺物の積載は問題ない。実際に両車のラゲッジスペースに大差は感じられないが、インプレッサの方がハッチの開口がアクセラと比べて若干下に位置する為、重い荷物等は積載し易い。
クルマって長く使う分、こういう部分をしっかり見ておくことが実に大事。この点は女性にも嬉しいポイントと言えそうだ。

TEXT:飯田 裕子 PHOTO:和田 清志