マツダ 新型「デミオ」デザイナーインタビュー/マツダ株式会社 デザイン本部 チーフデザイナー 柳澤 亮 【DESIGNER’S ROOM】(3/5)

マツダ 新型「デミオ」デザイナーインタビュー/マツダ株式会社 デザイン本部 チーフデザイナー 柳澤 亮 【DESIGNER’S ROOM】
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日本車らしい豊かな表情は「目元」にも

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AO:ディーゼル車のグリルに赤いラインを入れたのはなぜでしょう。

Y:あのラインは最初はボディカラーの展開で考えていました。でもディーゼルはエコだけじゃないというイメージを持たせたかったので、お客様に誇りを持って乗ってもらいたいという気持ちから、赤いラインを入れました。アクセラではソリッドの赤だったのですが、今回はボディにも使われるソウルレッドにしました。バーにしたのはアクセラとは異なる表現にしたかったのと、グリルの構造を上下で分けているからです。リアのスカイアクティブDのロゴのDも赤にしています。ただこの部分はクルマのキャラクターに合わせるつもりなので、今後登場するクルマが必ず赤になるとは限りません。

AO:ヘッドランプも凝っていますよね。

Y:私のこだわりです。無表情は好きじゃないのです。人形だけでなくクルマも顔が命だと思っています。ドイツ車は無表情ですが、日本車は表情があってもいいのではないかと。そこで瞳やまぶたを表現しました。このクラスでLEDを入れるのかと、他の部署の人間からは言われましたが、クラス概念を変えたかったので理解してもらいました。欧州はともかく、日本ではデミオが唯一のクルマというお客様が多いので、そういう方々のためにも手を抜きたくなかったのです。

ソウルレッド以外にも表情豊かな全10色のボディカラー

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AO:リアコンビランプのデザインをヘッドランプと共通にした理由は。

Y:リアもフロントに合わせてU字型に光るようにして、記号性を持たせました。走ってくる姿を見て「デミオかな?」と思った人が、過ぎ去る姿を見て「やっぱりデミオだ!」と確信できるようにしたのです。リアゲートの開口部で2分割にしたことも旧型との違いです。開口幅が広がるというメリットも生まれましたが、デザイナーとしては横長のイメージを出すために、後ろまで回し込んでいきたかったのです。これもコストが嵩みますが、理解してもらいました。

AO:ボディカラーについての考えを教えてください。

Y:全部で10色あって、うち8色はアクセラと同じシックな色です。でもそれだけでは多くのお客様に乗って頂くコンパクトカーとしては広がりに欠けるので新色を入れました。ブルーは若い男性、ローズは女性向けです。ただローズでも、ピンクすぎるのはマツダらしくないので、パープルに振って、金属感を入れて、スモーキーにしました。社内の女性にも評判でした。ブラウン系もグレーに近づけました。でもソウルレッドをイメージカラーにすることはかなり前から決まっていました。

AO:アルミホイールについてはいかがですか。

Y:もっとも特徴的なのは16インチで、マツダでは久しぶりに切削加工を入れました。コストは嵩みますが、コントラストを出せるので、トップグレードの特別感を表現できると考えたのです。15インチはシルバー塗装で、スポーティな力強さを出しました。重量と剛性のバランスが良いことも自慢です。

[次ページへ続く]

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森口 将之
筆者森口 将之

1962年東京都生まれ。モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。自動車専門誌の編集部を経て1993年フリーに。各種雑誌、インターネット、ラジオなどのメディアで活動。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。グッドデザイン賞審査委員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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