autoc-one.jp 記事・レポート 特集 PR企画 SUBARU LEVORG ~ROAD TOUR IMPRESSION~ モータージャーナリスト10人による超大インプレッションをお届け! page07

オートックワン主催「SUBARU LEVORG ~ROAD TOUR IMPRESSION~」

切れ味の良い印象のワゴンに仕上げあっている!

斎藤聡に足回りや操縦安定性などについて語ってもらった。

高速で走っていても体がゆすられず想像以上に快適だ

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乗ってまず感心したのはボディの硬さから得られるしっかり感だ。

まずは2・0GTから。乗ってまず感心したのはボディの硬さから得られるしっかり感だ。ドシッとした重厚さとは180度違って軽快さやシャープさを感じさせる味付けなのだが、硬いボディのせいか、良い意味でのソリッドな身のこなしが端々に感じられる。

隠し立てすることではないので、ネタを明かしてしまえば、このシャシーは新型インプレッサWRXと共通。インプレッサ風味ではなく文字通りインプレッサそのものなのだ。シャープな操縦性もそう考えると納得できる。もっともこのシャープさはレヴォーグの一つの個性といえるくらい上手く馴染んでいる。シャープな操縦性というはハンドルを切るとグイッと、クルマがいきなり向きを変えるようなイメージを持つかもしれないが、本当にシャープな応答性を持ったサスペンションとステアリングというのは、ハンドルを切るスピードに正確に反応してくれるのだ。ステアリングを切り込む時の手の平の感覚とクルマの動きがピタリと一致するような感覚がある。
レヴォーグの操縦性は正にそれ。ホイールベースの短さからくるクルマの身のこなしのシャープさと軽快さも加わって、切れ味の良い印象のワゴンに仕上がっているのは実にお見事。通常、ハードに追い込んで車のシャープさを強調してしまうと、高速操縦安定性がかなりシビアで恐ろしい音を立てるのだが、そこは4WDの圧倒的な安定性と安定感が補ってくれる。低中速では少々硬めの乗り味という印象を持ったが、速度を上げるにつれて乗り心地もフラット感が出てくる。クルマに無駄な動きが出ないので、高速で走っていても体がゆすられずに想像以上の快適を得られるだろう。

1・6GTも基本的には同じ印象を受ける。ただ足回りの味つけが2・0とは異なっており、グッとマイルドなセッティングになっている。細かく言うと1・6L、2Lともに国産ダンパーとビルシュタインダンパー(GT-S)が用意されている。試乗した印象だと、2Lのビルシュタインはかなり引締まった印象だが、中高速域では意外なほど突き上げが少なく、印象は良かった。国産ダンパーもこれで十分と思えるほどで、ビルシュタインよりも少し多めにクルマのロールを許容する印象。ロールがクルマの動きをわかり易くイメージさせてくれるので、こちらも印象は良かった。
一方で国産ダンパーはしんなりクルマをロールさせる味付けで、よりマイルドな印象。試乗車はダンパーのオイルシールのフリクションが残っているのか、動き出しのなめらかさがいま一つだったが、時間が経てばさらにしんなりした良い味になりそうだ。ハイペースドライブ向きのワゴンというより、手頃で機動性に富んだワゴンだと感じた。2Lエンジンは高回転での伸びが良く、十分に力強く、しかも速い。また1・6Lエンジンは低回転からフワッと膨らむようにトルクが充実してくるとても乗りやすいエンジンだ。まさに欧州のダウンサイジングターボの日本バージョンといって良い出来だ。

プロフィール

斎藤聡(SAITO SATOSHI)

特に自動車の運転に関する技術、操縦性に関する分析を得意とする。平たくいうと、クルマを運転することの面白さ、楽しさを多くの人に伝え、共有したいと考えている。そうした視点に立った試乗インプレッション等を雑誌及びWEB媒体に寄稿。クルマと路面との接点であるタイヤにも興味をもっており、タイヤに関する試乗レポートも得意。また、安全運転の啓蒙や普及の重要性を痛感し、各種セーフティドライビングスクールのインストラクターも行っている。

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TEXT:SATOSHI SAITO PHOTO:TADAYUKI MORO supported by SUBARU