レパード、ファミリア、ビートと続いて今は3代目レガシィのB4 RSKに乗っているという久末さん。愛車のレガシィはすでに30万kmを走破し、タイヤもかなり交換してきた経験をお持ちだが、過去の経験では某国産メーカーのコンフォート系タイヤがトータルバランス性能が高くて不満がなく、気に入って履いていたという。
もちろんミシュランタイヤにも以前から関心が強く、バイクで履いていたときはかなり好印象だったそうで、四輪車用のミシュランタイヤを一度試してみたかったそうだ。
今回の試乗では、Primacy3もPilotSport3も想像していた以上に印象が良く、試乗をしながらモータージャーナリストやミシュランタイヤの広告宣伝担当者に質問をぶつけたり、詳しい解説を聞けたりしたことが非常に有意義だったと満足していた様子だった。
とりわけ、PilotSport3の乗り味に感銘を受けたようで、「追い込んだ時の粘り強さとダンピングの効いた乗り味が衝撃的で、クルマが ”ネコ足” に変わるような感覚にびっくりです。ノイズや乗り心地はほどほどという印象ですが、バランスの良さに感心させられました。86とミニという、スポーティカーでもクルマの個性がかなり異なる状態で試してもタイヤそのものの美点が同じように感じられるところも印象的でしたね」と語る。
久末さんの同伴者として参加してくれた辻さん。CR-X/ビガー/セイバー/インスパイア/オデッセイ(先代)とブレることなくホンダ車に乗り続けてきたというホンダ車党だ。
今の愛車オデッセイには、某国産メーカーの新作コンフォート系タイヤを装着し、価格を含めると満足度は高いというが、ミシュランに乗るのは今回が初めて。
Primacy3では、「普通に走っているだけでも、転がり抵抗
の少なさをすごく実感しますね。クルマ全体の走行抵抗が減ったようにさえ感じ、ノーフリクションで前に転がって行くフィーリングに驚きました。本当に〝よく転がる〟タイヤです。これほどまでに転がり抵抗が少ないと、前後グリップが低いのではないかと想像をしてしまいますが、もちろんブレーキングに問題はなく、横方向のグリップもしっかりしているのも不思議なほどです。さすがミシュランだと思いました」と、ミシュランタイヤの性能に唸らされたという様子だった。