【イベント】ダイハツ 新型コペン(2代目)ファン向け先行試乗 イベントレポート/マリオ高野(3/3)

【イベント】ダイハツ 新型コペン(2代目)ファン向け先行試乗 イベントレポート/マリオ高野
ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE 画像ギャラリーはこちら

一人でも多くのお客様とコミュニケーションを重ねていきたいから、今回のイベントが実現した

ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONEダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE

新型コペン開発責任者であるチーフエンジニアの藤下修氏は「ダイハツは、お客様に一番近い自動車メーカーでありたいと思っています。新型コペンでは、これまでのようにクルマを買っていただいて終わるのではなく、クルマを買っていただいてから始まる新しい関係を築き、一人でも多くのお客様とコミュニケーションを重ねていきたいので、その第一歩として今回のイベントを企画しました」と語り、試乗後の参加者とグループ別にディスカッション形式の意見交換会も実施。

この意見交換会にはモータージャーナリストの竹岡圭さんも同席し、自動車メーカー/ユーザー/評論家による三つ巴の討論会が行われたことも、極めて珍しいといえます。

新型コペンの開発にあたっては、わかりやすいキビキビ感を演出してスポーティさを出すということはせず、リアサスの安定性を徹底的に高めながらシャシーの懐の深さを追求。どんな速度域でもドライバーに安心感を与えるのはクルマの土台たる骨格の重要性をあらためて認識し、これをもう一度考え直して、強くてしなやかなボディ作りを根底からやり直したといいます。

初代とは一変して角張ったフォルムで、新しい価値観に挑戦する

ダイハツ 新型コペン・ファースト・テスト・ドライブ in HAKONE

デザインについては、「受け入れられやすいキープコンセプトにするのは簡単ですが、自動車メーカーとして前に進むためにも、また日本のクルマカルチャーを深めるためにも、挑戦することのほうが大事だと考えました。12年前に出たクルマのイメージを踏襲するのではなく、挑戦する姿勢を示すことで、新しい価値を訴求したかったのです」と、藤下氏は新型コペンのコンセプトについて熱弁。

初代とは一変してやや角張ったフォルムを採用した理由については、車体のリア部分は旧型コペンのように丸みを帯びたものではスポーツカーに求められる空力特性を追求できないためであるなど、参加者からの質問に対して、大阪人的な笑いを随所に交えながらも、理論的、かつ真摯に説明する姿が印象的でした。

かつて、大阪の池田にあるダイハツの本社工場で期間工として働いた経験のあるマリオ高野としては、初代コペンで話題になった「エキスパートセンター」での熟練工による手作り工程が踏襲されるのか否かが気になります。その点について尋ねると、新型は旧型の流れをただ踏襲するのではなく、専用ラインでの生産としながらも、より高精度な機械で精密に作ることを重視する方向に進化させるとのこと。

初代モデルでは、ダイハツのイメージリーダー、フラッグシップ的な存在として誕生したコペンは、2代目では日本のクルマ文化発展のために新しい価値を訴求する新世代スポーツカーとして生まれ変わるというわけです。

最後に藤下氏は「参加された皆様のお顔やお声と直接触れることができ、たいへん有意義なひとときを過ごせました」と語りましたが、前代未聞ともいえる空前イベントも、まずは大成功といったところでしょう。 当日はこれ以上ないオープンカー日和の五月晴れにも恵まれ、自動車メーカーと世間一般のクルマ好きの人たちが新型車を通じて密に対話することができたのは間違いありません。

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マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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