【ジュネーブショー2014】ランボルギーニ、「アドペルソナム」による特別仕様車を展示
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自分だけのランボルギーニをオーダーメイド
ランボルギーニは、「ジュネーヴモーターショー2014」でリニューアルしたアドペルソナムプログラムを発表する。
アドペルソナムとは、ユーザーが自分だけのユニークなランボルギーニをオーダーメイドすることのできるカスタマイズプログラム。現在対象としているのはアヴェンタドールのラインのみだが、間もなくウラカンでも利用することができる。
今回のリニューアルでは、新オプションが追加され、ランボルギーニの新車を注文する際に、微細なディテールまでカスタマイズできるようになった。内装の配色オプションには、レザーおよびアルカンターラのカラー、そしてフロアマットとシートベルトのカラーラインアップなどが加わり、より一層充実したものとなっている。また、新デュアルカラーの外装色とリアライトも選択できるようになった。
そしてアドペルソナムは、柔らかい手触りと自然な風合いが魅力の最高級品質のセミアニリンレザーから、フォージドコンポジットをはじめとする画期的なハイテク素材まで、充実した新素材のラインアップを誇っている。なお、フォージドコンポジットとは、アヴェンタドールのハードトップ、インテリアおよびエクステリアのディテールに使用されるカーボンファイバー素材で、ランボルギーニが特許を取得している。
アドペルソナムプログラムを利用のユーザーは、イタリアのサンタアガタボロネーゼにあるランボルギーニ工場で、直接車のカスタマイズ設定を行なうことができる。その際には、完成した車がただユニークなだけでなく、ランボルギーニのブランドおよび伝統に沿ったものとなるよう、専属のスペシャリストがサポートする。
特別仕様のアヴェンタドールロードスターを展示
アドペルソナムで実現できる組み合わせは無限。その具体例を見せるべく、2014年3月4日~から開催される(一般公開日:3月6日~16日)「ジュネーヴモーターショー」で特別仕様のアヴェンタドールロードスター」を展示する。
同車のインテリアおよびエクステリアには、高度なカスタマイズが施されている。同車では、初めてフォージドコンポジットのインサートを使用。該当するパーツは、フロントスポイラー、空気取り入れ口、リアスポイラー。インテリアでは、ドア枠、計器群カバー、インフォテインメントコントロールおよびスクリーン枠となる。
一方、カスタマイズされたミラーおよび透明エンジンフードのディテールには、ブラックの代わりにマットシルバーの塗装を使用。さらには、車体のカラーにまでアドペルソナムを適用し、デュアルカラーのリムと同色の光沢のあるブルー(ブルーシデリス)を施すと共に、ブルーのハイライトを入れたフォージドコンポジットのルーフ、そして特別仕様のY-型リアライトも採用している。
なお、ジュネーヴモーターショーでは、来場者を対象としたアドペルソナムスタジオが設置される。機能的かつ最高級のこのデザインスタジオでは、スタッフのサポートを受けながら、ユーザー自身がオーダーメイドのランボルギーニアヴェンタドールを製作することができる。色見本および素材見本、さらに完成した車のプレビューが可能なカーコンフィギュレーターを使用することにより、よりスムーズに車の仕様を決めることができる。
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