- 辰也パパ「ほら、東京駅に着いたぞ」
- 瞳「あらら、パパ、ふたりとも寝ちゃってるで!」
- 辰也パパ「仕方ないな〜(笑)。まあ、この2列目シートは特等席だからなあ」
- 瞳「なにが特等席なん?」
- 辰也パパ「これは『プレミアムクレードルシート』といって、背もたれを倒すと座面の前側が持ち上がって身体をホールドしてくれる構造なんだ。それに、前後スライド量も大きいし、背もたれの中折れ機構や内蔵式オットマンも搭載してるからね。ホントに高級サルーン並みの快適さだと思うよ」
- 瞳「えええ、そんなに豪華なん! じゃあ今度家族で出かける時は、ウチが2列目に座るわ!(笑)」
★2列目プレミアムクレードルシート
ゆりかご(クレードル)のように優しく包み込む特別なシートで、大切な人に特別なやすらぎのひと時を与えてくれる。気分はまるでファーストクラス。
東京駅でふたりを降ろした後は、親子だけのドライブ。 この時期、イルミネーションも美しい丸の内の仲通りを通って帰ることにする───。
- 瞳「なあパパ、今日はありがとな。友だちまで楽しませてくれて」
- 辰也パパ「いや〜、オレも3人の美女と一緒に過ごせて、なんだかチャーリーズ・エンジェルみたいで楽しかったよ(笑)」
- 瞳「そんならええわ(笑)。よしパパ、このままもうちょっとだけ遊びに行こう!」
- 辰也パパ「ようし、任せとけ。チャーリーズ・エンジェル フルスロットルだ!(笑)」
親子が乗ったオデッセイはそのままお台場へ。観覧車に乗って久しぶりの親子団らんの時間を堪能するのであった───。
- 辰也パパ「じゃあそろそろ帰るぞ、瞳。母さんとルイも待ってるしな」
- 瞳「あ、ちょっと待ってパパ。その前に寄ってほしいところがあるんよ」
瞳が案内した場所は、新宿グランベルホテル。この日はこのホテルのプレオープンパーティだった。 建設されたばかりのその建物は美しく、デッキから見える新宿の夜景はきらびやかに輝いている───。
- 辰也パパ「うん、とてもすてきなホテルだね」
- 瞳「知人がこのホテルのスタッフで、招待されてたんよ。大切な人と来てくださいって」
- 辰也パパ「大切な人がオレでいいのか?」
- 瞳「うーん……仕方ないからパパでいいや!(笑)」
- 辰也パパ「仕方ないとはなんだ、オイ(笑)」
- 瞳「ま、そこはパパの魅力というより、オデッセイの魅力だけどねー♪」
- 辰也パパ「はははは、じゃあ瞳とこんなステキな時間が過ごせるのは、オデッセイのおかげだな(笑)」
すっかり遅くなった2人も、無事に帰宅。
家の前では辰也の妻、裕子が待っていた。息子のルイはすでに眠っている。オデッセイと辰也パパとの長い1日も終わった。そして、3人は仲良く家に入っていくのであった───。
- 辰也パパ「今度の休みは家族4人でドライブ行こうな。オデッセイで」
- 瞳「ウチ2列目シートとったー!」
- 裕子「あら、じゃあ私は運転したいわ」
- 辰也パパ「おいおい、パパを忘れていくなよ」
- 裕子「忘れられないように、朝はちゃんと起きてくださいね(笑)」
- 辰也パパ「てか、なんで瞳はずっと関西弁なんだ? もしかして海外とか言って、実は大阪でも行ってたの?」
- 瞳「余計なお世話や!(笑)」