スバル、「レガシィ コンセプト」をLAオートショー2013にて世界初公開

  • 筆者:
スバル レガシィコンセプト」

富士重工業は、米国ロサンゼルスで開催予定の「2013年LAオートショー」(プレスデー:11月20日~21日・一般公開日:11月22日~12月1日)のスバルブースで行うプレスカンファレンスで、スバルのフラッグシップモデルであるレガシィの今後のデザインの方向性を提示する「レガシィ コンセプト」を世界初公開する。

スバルグローバルサイトでは、11月14日23時(日本時間)より専用サイトを更新し、レガシィ コンセプトの画像をはじめ、プレスカンファレンスの情報などを配信する予定。

レガシィは1989年の誕生以来、コア技術であるスバル独自の水平対向エンジンとシンメトリカルAWDがもたらす優れた走行性能や高い安全性、信頼性により、スバルのフラッグシップモデルとして世界各国で高い評価を得ている。

初代から現行モデルの5代目に至るまで、時代毎に求められる新技術とスポーツセダンとしての性能を高次元で融合させてきた。2009年に導入した現行レガシィは、その高い基本性能に加えて、十分な室内空間による実用性も兼ね備えるグローバルミッドサイズセダンとした。

スバル「レガシィ コンセプト」は2014年にレガシィ誕生25周年を迎えるにあたって、次期レガシィセダンのデザインの方向性を表現したミッドサイズセダンコンセプトモデルである。スバルブランドを通じてユーザーに提供する価値である「安心と愉しさ」を実現するシンメトリカルAWDの安心・信頼の走りと乗員全員の快適な空間をダイナミックかつソリッドなスタイリングで具現化した。

エクステリアの特徴

スバル レガシィコンセプト」

シンメトリカルAWDの安定感とパフォーマンスを表現する大径タイヤと力強いフェンダーフレア、高い安全性とダイナミックな走りを想起させる立体的なボディ形状、豊かな空間を確保しながら伸びやかなラインを描くキャビン形状などにより、たくましさと俊敏な走りの両面を表現している。

エクステリアカラーについては、金属本来の強い輝きを持つ青味のある金属調シルバーである特別色「Ocean Silver Metallic」を採用し、ソリッドなスタイリングを更に引き立てている。

<フロント>

2013年ジュネーブモーターショーにて世界初公開した「SUBARU VIZIV CONCEPT」で提示した、スバルの新世代デザインの象徴であるヘキサゴングリルからボディ全体へと繋がる立体造形によって、ダイナミックかつ塊感のあるフォルムを構築している。

また、特徴的なシルエットのヘッドランプとアクセサリーライトは先進的で精悍な表情を表現すると共に、レガシィコンセプトの個性を更に高めている。

<サイド>

快適な空間を表現するキャビンボリュームを、滑らかなルーフラインや伸びやかなウィンドウグラフィックと組み合わせて表現。フロントウィンドウ、ルーフ、リヤウィンドウは連続した流麗なガラス面で構成され、快適かつ爽快な移動空間を演出する。

そして、厚みを増したドアパネルにフロントからリアに繋がるダイナミックで深いキャラクターラインを加えると共に、アルミシルバーのサイドシルガ―ニッシュを装着することで、張りのあるボディを引き締め、しなやかな緊張感を与えた。

シンプルでありながら力強いフェンダーフレア―と大径ダイヤはスタイリングのハイライトのひとつであり、シンメトリカルAWDの安定感のある走りを視覚的に表現している。

<リア>

ヘッドランプと共通のモチーフを持つリアコンビランプを採用することで印象的なアイコンを織りこみつつ、ヘキサゴン基調の造形と組み合わせることで、奥行きのあるダイナミックな立体表現を実現している。

リアバンパー両端に内蔵された縦長のテールパイプも、フロントバンパー内のエアインテークと共通の形状としている。リアバンパー下部には空力とデザインを両立したディフューザー、アルミシルバーのガーニッシュを装着した。

インテリアの特徴

インテリアデザインもエクステリアに共通する、ダイナミックかつソリッドなボリューム表現に加え、大人4人がくつろげるキャビンに高い機能性を誇る空間をデザイン。ブラウンを基調にした上質なレザーに鮮やかなブルーをアクセントとして加え、大人が愉しめる上質でスポーティーな空間を目指した。

正面のダッシュボードは、横広がり基調で太い幹の通った表情豊かな造形とし、乗員に安心と信頼を感じさせる印象を与える。センターコンソールには、スマートフォンやタブレットPCと同様の感覚でタッチ操作が可能なマルチインフォメーションディスプレイを備えている。

また、室内中央を貫く大型フロアコンソールにも、後席乗員向けのタッチパネル式マルチインフォメーションディスプレイを装備し、ユーザーの快適な移動をサポート。運転席は、シリンダー形状のメーター、立体的な3本スポークステアリング、ドライバー側にオフセットしたシフト操作部で、クルマと一体感のあるスポーティーな走りを期待させる。

ルーフトリム先端には、スバル独自の運転支援システム、次世代「EyeSight」を装備。視認性の高いフロントウィンドウにEyeSightの作動状況などを表示するヘッドアップディスプレイを装備し、より運転に集中できる環境をサポート。

そしてゆったりと配置された、快適で上質な4座席同形状のシートは、空調機能を装備し、通気性のいい素材を組み合わせることで、長時間快適に移動することができる。

主な仕様

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4,930mm×1,940mm×1,500mm

ホイールベース:2,880mm

タイヤサイズ:265/40 ZR21

乗車定員:4名

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

スバルの最新自動車ニュース/記事

スバルのカタログ情報 スバルの中古車検索 スバルの記事一覧 スバルのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる