岡田さんはエクストレイルの愛好仲間である杉山さんのお誘いを受けて参加。杉山さんと同じくアウトドアと林道を走るのが趣味なので、愛車にはオフロード走破性能を重視。
スバル車には以前から関心は強く、今の愛車であるエクストレイルを検討する際に先代フォレスターもチェックされましたが、ATが4速ということで魅力が乏しく感じ、ご縁がなかったとのこと。
現行型のフォレスターは商品性がグッと高まったので、かなり気になる1台とのことですが、果たして!?
フォレスターはXTのターボ搭載グレードということで、まずは圧倒的な動力性能がもたらす加速力に驚かれました。
愛車のエクストレイルはNA2.5リッターのガソリンエンジンですが、フォレスターでは加速力だけでなく、静粛性の高さにも関心。静粛性は今回の試乗車4台の中でもダントツに高く感じたようです。
リアシートでの試乗も入念に行われ、「リアシートの居心地の良さと、リアシートから感じられる加速力のすごさがさらに衝撃的です」とコメント。上質なのにスポーツ性が高いことに、スバルの真髄が見えたとのことです。
高速巡航時にはアイサイトをチェックされ、「実用的に使えるのは40km/h以下などの低速域だけだと思っていましたが、100km/h巡航でも不安なく使えることにビックリ」と驚かれました。
今回は悪路走行のテストはできませんでしたが、X-MODEなどの悪路走破用の新機構が、林道走行でもエクストレイルと同等以上に安定して走れるかどうかが気になるそうです。
初代アルシオーネから2代目レガシィを2台、さらに3代目レガシィへと乗り継ぎ、そして今は先代レガシィのチューンドバイSTIモデルを所有するという、今回の参加者の中では突出してスバリストである古内さん。
「試乗すると買い替えたくなるので(笑)」との理由で新型モデルにはあえて試乗して来なかったそうですが、今回の試乗イベントで最新のスバル車を一気に味わってみたくなってのご参加です。
果たして、最新のスバル車は今の愛車から乗り換えたくなるほどの魅力が備わっているのでしょうか?
アウトバックでは「低速でリアタイヤが少しバタつく感じがしますね。高速になると解消されますが」と鋭く指摘。「いずれの4台も、リアの安定感が旧モデルより格段に高く、期待通りです。フォレスターは現行型になって車格がずいぶん上がりましたね」などと、ベテランのスバリストならではのコメントを連発。
試乗イベントは連日の好天に恵まれましたが、「せっかくのスバル車なので、どうせなら雨の中でのグリップ感やブレーキフィール、静粛性も確かめたかったです」とのご意見は、まさに真性のスバリストならではであります。とりわけフォレスターでは「ターボではなく、NAの大排気量車のように低速トルクが太く、加速が上質ですね」と、動力性能面でも車格が上がったことに感心されたご様子でした。
今回の4台の中では、XVハイブリッドとフォレスターが「今の愛車よりも良いかも…!?」と心が揺れたようです。
愛車のチューンドバイSTIのレガシィは下取りが高いとされていますが、果たして乗り換えは?(笑)。