MOTAトップ ニュース/記事 特集 テーマ別 勝手にBEST10 それでもやっぱりSUVが好き -もはやSUVはメインストリーム- score03

「それでもやっぱりSUVが好き♡」実力通信簿

車名 エクステリア インテリア 走り 経済性 合計ポイント
Ford Kuga 『キネティックデザイン』によるスタイリッシュで彫りの深いデザインは、評価が高い。また、日本で扱いやすいサイズなのも◎。 エクステリアと比較して、インテリアは普遍的なデザインを採用。華美ではないが、扱いやすさを優先させており、乗り換えても違和感は少ない。 欧州フォード産ならではだが、操作系が全て少し重めの設定。速度が上がるにつれ安定してくる。これを「剛性感」と取るか「重い」と取るかで評価が別れる。 小排気量+直噴ターボ全盛の中、2.5ℓターボを搭載しているため、経済性はちと厳しい。余裕ある動力性能のお陰で、長距離では燃費を稼げるだろう。 15point
Mazda CX-5 最新マツダのデザインを先導するCX-5。しっかりSUVなのに、泥臭さはまったくない。今、最も「求められるSUV」を具現化したようなカタチだ。 非常に乗用車ライク、というかどんなクルマから乗り換えても普通に運転できる。また、前席はもちろん後部座席も余裕があり、快適に移動できる。 話題の「SKYACTIV-D」は、サウンドこそ若干ディーゼルを感じさせるが、それ以外は大排気量エンジンのような力強さ。大盛りトルクの加速感が気持ちいい。 ガソリン、ディーゼル共に「SKYACTIV」テクノロジー採用で燃費性能にもこだわった。何より「ディーゼルでもクリーン&エコ」を実現させた功績は大きい。 18point
Nissan Xtrail Clean Diesel 現行(2代目)エクストレイルは2007年デビューのため、直線的&箱形のデザインが古さを感じさせる。逆にこのデザインがハマれば「5点」ではある。 スポーティ&タフをテーマに構築されたインテリアは必要にして十分。積極的にアウトドアに出かけたくなる。防水シート付きなのも評価が高い。 扱いやすいボディサイズ+『All MODE 4×4i』による悪路走破性は、今でもトップクラス。さらにクリーンディーゼルは下からも粘り強いトルクを発生する。 今では平均点な評価になってしまったが、それでも13.8km/ℓの燃費は、動力性能を考慮すれば立派。「技術のニッサン」だけに次世代のクリーンディーゼルに期待だ。 15point
Toyota FJ Cruiser まるでコンセプトモデルのようなデザインを採用し、クロカン臭を抑えている。見た目以上に大きいボディだが、観音開きの4ドアなどこだわりも満載だ。 SUVというより、よりクロカンに近い。センターコンソールのパネルこそポップだが、突き出たトランスファーレバーなど、よりアウトドア本格派向けだ。 見た目の可愛さに忘れがちだが、実は本格オフローダー。つまりオンロード性能よりも悪路や道なき道を走るために、磨かれた性能を持つ。 オフローダーの性能を突き詰めた結果、4.0ℓエンジンを搭載。そのため経済性はどうしても犠牲になってしまう。それでも8.0km/ℓ(JC08モード)は立派。 13point
Audi Q3 アウディQシリーズの末弟らしく、シングルフレームグリルやLEDで縁取られたヘッドライトなど現在のアウディらしい洗練されたスタイリッシュなデザインを採用。 アウディらしく、ブラック&シルバーでまとめられた質感の高いインテリア。コンパクトながらもプレミアム感に溢れ、満足度は非常に高い。 SUVとしてのロードクリアランスを確保しているが、やはりオンロードは快適そのもの。むしろコンパクトボディ&高いアイポイントでセダンより運転しやすい。 VWグループ自慢のTFSIエンジンを搭載し、パワーと燃費を両立。今回は燃費性能に磨きをかけたライバル相手だけにこの評価だが、実用でも立派な燃費を誇る。 15point
Nissan Juke 実際は「クロスオーバー」なジューク。コンパクトなボディだが、国産車では珍しいほどのグラマラスなボディは、インパクト大。自然より都会が似合う。 インテリアもルックスに負けない個性的なデザインを採用。特にセンターコンソールなどのデザインもまるで生物の中にいるような面白いデザインだ。 『All MODE 4×4i』+ターボモデルならば間違いなく4点だが、実際の販売は1.5ℓNAがメイン。こちらは実用性と扱いやすさに優れるが、面白さは少ないかも。 17.2km/ℓ(JC08モード)という数字は、このクラスでは合格点。実は「デュアルインジェクター」と呼ばれる燃焼効率を高めるシステムを採用している。 15point
Lexus RX レクサス・ブランド唯一のSUVとして人気のRX。ベースのハリアー色はマイナーチェンジで一掃され、よりオリジナリティとプレミアム感をもったデザインになった。 これぞ「Japan made」と呼びたくなる質感の高いインテリア。ワイングラスのような面白いデザインのセンターコンソールなど、徹底した高級感を演出している。 車高の高いSUVにありがちな上下のピッチ(揺れ)を抑えた、高級車の乗り心地は文句なし。ただ、あまりにカンペキすぎて「乗せられてる」感が強いのも事実。 ミドルクラス(それでも大型だが)のプレミアムSUVとしては、脅威の17.4km/ℓ(RX450h)は立派。さすがハイブリッドに関しては、一日の長がある。 18point
BMW X1 BMWのSUVラインである「X」シリーズの末弟。SUVながらもステーションワゴンと遜色ない低い車高(1545mm)による低さが特徴。 BMWらしい高級感に溢れるが、SUV的なイメージを感じさせないインテリア。これもBMW流なのだろう。実際は4点以上だがSUVとして評価すると…。 低い車高、乗用車っぽいインテリアは、走りの気持ち良さのため。「xDrive」と呼ぶ4WDもあるが、よりBMWらしさを味わうべくFRモデルを選びたくなる。 エンジンは2.0ℓのNA、ターボ×2種類というラインナップだが、燃費を求めた対応ではない。それでも、15%の燃料消費を抑える「ECO PRO」モードも搭載される。 15point