『ジュネーブモーターショー2013』オートックワン特派員レポート/Yuta(4/4)

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『ジュネーブモーターショー2013』オートックワン特派員レポート/Yuta
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【参加する以前は典型的な“クルマ好き”で外に発信することはまずしなかった】

『ジュネーブモーターショー2013』オートックワン特派員レポート/Yuta

さて、今回「カーソムリエ」そして「学生選手権」が開催された目的と趣旨は何だったのか?改めてオートックワンさんの開催要項等を読むと

「カーソムリエとは、みなさんのカーライフをより豊かにするクルマ文化の伝道師」

とありました。

学生選手権は、若者の車離れがなくなるように大学生が中心となって、自動車の楽しみを自ら発信していく事を目的に企画されました。

今回、第1回学生選手権の特派員の一員として、自動車の魅力を伝える役割と成れたのか?

横倉編集長と、自動車評論家の飯田裕子さんのお陰で、ここでは書ききれないくらいのたくさんのエンジニアの方、ジャーナリストの方、メーカー関係者の方にインタビューすることが出来、たくさんのお話を伺ったり、多くの自動車を目にするうちに自分の中でも考えが変わって行きました。

私は、参加する以前はスペックの高さ、歴史的背景が絶対であると考える典型的な“クルマ好き”であり、外に発信するということはまずしなかったと思います。

しかし、上記のように様々な方の話を伺い、ショー会場を歩きまわり、スイスの街ゆく自動車を見ながらあることに気づきました。

【1つ1つの操作を作業ではなく、心から楽しいものだと捉え、自動車で移動することを楽しむ】

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確かに自動車にとってスペックは大切なことです。

しかし“自動車”とは読んで字の如く、乗せられてどこかに運んでもらう箱ではなく、『自らが動かすことで好きなところへ行く事ができる車』というものです。

基本的には移動する楽しさは馬の時代から変わっていないはずでしょう。そこに快適性や豪華さ、歴史、スペックが後から付随し、語られるようになっただけです。法律や税金、経済的なことなど様々な問題が日本の自動車業界には渦巻いていると思います。

しかし、何も難しいことを考える必要もなく、ただシートに腰を掛けイグニションをひねる。ギアを入れアクセルを踏む。ハンドルを切る。

その1つ1つの操作を作業ではなく、心から楽しいものだと捉え、自動車で移動することを楽しむ。自動車にも様々な楽しみはありますが、この楽しみを多くの人が知ることこそが自動車離れをなくす方法の1つだと思います。

多くの人がこの楽しさに気づいていないだけであり、何も皆が自動車を嫌っているというわけではないと思います。自動車を操って好きなところに移動することの本当の楽しさに気づけば、自動車離れは無くなるのではないでしょうか?

『ジュネーブモーターショー2013』オートックワン特派員レポート/Yuta

これからはその楽しさを「自動車好き」というクラスタで固まることなく皆でシェアし、皆で理解していけるようになるといいと思います。そのための1つの手段が「カーソムリエ」であればなお幸いです。

また、自動車メーカーや販売店の方には、若い人がサーキットでの体験走行会や、気軽に試乗ができる環境づくりを今まで以上に整備して、身構えることなく気軽に自動車に触れられる環境を作って欲しいと思います。

今回の2日間のショーを“観客”としてではなく、1人の“記者”として参加し得られたこと、学んだことはとても貴重なものでした。

このような機会を設けてくださったオートックワンさん、選考会でお世話になった評論家の方々、ショーの解説をしてくださった横倉編集長と、自動車評論家の飯田裕子さん、インタビューをさせて頂いたエンジニアの方、メーカー広報の方、ジャーナリストの方々。この場を借りて感謝の言葉を述べたいと思います。

本当にありがとうございました。

[レポート:Yuta/Photo:オートックワン編集部]

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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