MOTAトップ ニュース/記事 特集 PR企画 ヨコハマタイヤ 「アイスガードファイブ」 スペシャルコンテンツ interview

滑りやすい雪道や凍った路面の上を安心してドライブするために、スタッドレスタイヤはこだわって選びたいもの。中でも、しっかり止まれるブレーキ性能や走り出しの安定感など、グリップ性能は譲れないだけに、刷新される技術は大いに気になる。
そこで今回はYOKOHAMAが『最高傑作』と謳うスタッドレスタイヤ『アイスガード ファイブ』について、22年間スタッドレスタイヤの開発に携わってきた、横浜ゴム タイヤグローバル技術本部の橋本佳昌氏に、その秘密を伺ってみた。
これまでも進化を続けてきたスタッドレスタイヤですが、『優れた氷上性能をさらに向上させたYOKOHAMAの
最高傑作』 といわしめる事には、どんな理由があるのでしょうか?
『アイスガード ファイブ』 は、とくに危険な氷上性能に絶対的な自信を持って作っている
タイヤです。

先代モデルの『アイスガード トリプルプラス』についても支持をいただいていましたが、 今回の『アイスガード ファイブ』は、氷雪路面でしっかり止まれる性能を発揮する以外にも、 省燃費性能や走りの楽しさまで追求したタイヤづくりが特徴です。
滑りやすい路面を安心して走れる性能に加えて、プラスαの性能を手にしているというワケですね。

でも、スタッドレスタイヤは雪や氷の上で滑りにくいタイヤにすることが安全を確保する上で第一条件になると思いますが、省燃費性能まで発揮させるとなると、グリップ力が損なわれたりしないのでしょうか?
もちろん、氷上やシャーベット路面でもしっかり『止まる』、『走る』といった冬の路面の不安を解消する技術はしっかり採用されています。YOKOHAMAでは先代モデルの『アイスガード トリプルプラス』から、省燃費性能を意識して開発していましたが、今回の『アイスガード ファイブ』は路面に接するトレッド部分のパターンやゴムの性質、断面形状に工夫を凝らし、ころがり抵抗や燃費を追求するために形状自体を変更しました。
具体的には、路面に接するトレッド面の幅を大きくとることで、接地面積の形状を見直したり、燃費を悪化させる発熱を抑えるための工夫を施しました。その結果、氷上制動性能を8%向上させながらも、ころがり抵抗は5%低減することに成功したのです。氷や雪の走行では十分に力を発揮できる技術を十分に備えていることで、その分のマージンをころがり抵抗や省燃費性能に力を注げるようになったのです。
かつてのスタッドレスタイヤというと、氷雪路面でグリップ感を得るために燃費や耐摩耗性などを犠牲にしている印象がありましたが、YOKOHAMAがこれまで培ってきたノウハウと新しい技術を盛り込みながら、難しい要素を両立することが可能になってきたということですね。
全体的な性能が底上げされる技術はユーザーにとっても有難いことです。
私たちの開発の現場では、クルマに急な動きが起こったときに、ドライバーに安全にフィードバックできるタイヤづくりを心がけています。中でも氷上性能は重要です。
氷は同じに見えても、時間帯や天候によってコンディションが異なりますし、一般道の凍結路面では様々なタイプの凹凸が存在します。
そうした路面においても、お客様に安全に走ってもらえるタイヤづくりが大切だと思っています。
安心感が得られることは、雪道を安全にドライブする上でも譲れない要素ですね。
ところで、ドライ路面の性能についてはどうなのでしょうか?
スタッドレスタイヤを装着していても、実際には氷雪路以外のドライ路面を走行することも多いものです。その点、今回の『アイスガード ファイブ』には当社ミニバン専用プレミアム低燃費タイヤの 『BluEarth RV-01』から得た『たわみ』や『ふらつき』を抑える技術を用いることで、ドライ路面を気持ちよく走っていただけるタイヤに仕上がっている点も注目していただきたいです。
降雪地域を走る皆さんはもちろん、それ以外の地域の方にも満足して頂けるタイヤに仕上がっていると思います。
雪道に向かうまでのアスファルトの道のりも、快適にドライブできるタイヤに仕上がっているのですね。
スタッドレスだから何かを我慢するという時代は、もう過去の話。走りの気持ちよさは譲れない私としては、
実際の走行感覚がどうなのか、興味が湧いてきた。
早速、『アイスガード ファイブ』の特長をご紹介していこう。