平中克幸選手/今井優杏の「あなたの愛車教えてください!」(2/3)

平中克幸選手/今井優杏の「あなたの愛車教えてください!」
平中克幸選手と愛車のBMW 525i Mスポーツ 平中克幸選手と愛車のBMW 525i Mスポーツ 平中克幸選手と愛車のBMW 525i Mスポーツ 平中克幸選手と愛車のBMW 525i Mスポーツ BMW 525i Mスポーツ 平中克幸選手と愛車のBMW 525i Mスポーツ 平中克幸選手と愛車のBMW 525i Mスポーツ 平中克幸選手と愛車のBMW 525i Mスポーツ 平中克幸選手と愛車のBMW 525i Mスポーツ SUPER GT300/#11 GAINER Audi R8-LMS ultra CJJ SUPER GT300/#11 GAINER Audi R8-LMS ultra CJJ 画像ギャラリーはこちら

マンツーマン指導で基礎から学べる平中選手のドライビングスクール!

―平中選手、スクール講師もしてるんですね!

今年から始めたんです。先日2回目を終えて、今年はあと3回行う予定です。

―どうしてスクールを始めようと思ったんですか?

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レーシングドライバーの持っている技術って、レースを見てもらってるだけではなかなか伝わらないんですよ。

見るのとやるのとでは大きな違いがあるし、実際にやってみて自分のクルマの限界性能を知れば、いざというときの対策にも繋がります。レースファンであっても、たとえばABSなんかも使ったことのない人がとても多いですし、そもそも“ブレーキを踏めない”という人も多いです。

―確かに、私も初めてスクールに参加したとき『こんなに踏むんだ!』と目からウロコでした。通常の生活ではあんなに踏むことがないですもん。そうそう、“自分のクルマの限界性能を知る”ということは、自分のクルマで参加できるプログラムなんですね。

はい、現状はレーシングスクールではなくドライビングスクールであって、コース走行を目的としていないので、極端な話ミニバンでも参加してもらえます。もちろん皆さんのスキルが上がって来れば、ゆくゆくはショートコースでのスクールも考えていますけどね。

―でもお二人のスクールに参加される方はレースファンが多いと思うんです。いきなりコースを走れるスクールの方がいいんじゃないかと思いますけど。

いや、やっぱり基礎は大事です。パイロンスラロームやブレーキング、コーナリングの練習はさっきも言いましたが最も一般道での走行にフィードバックしやすいです。講師である僕らでさえ、まだ勉強になることは多いくらいですから。

―それにしても今をときめく平中選手・一樹選手にドライビングをレクチャーしてもらえるなんて、贅沢ですね!

お客さんのクルマを僕らが運転して、そのクルマに合ったレクチャーをします。

でも実は、まだ始めたばかりということもあって、参加者がすごく少ないんですよ(笑)。その分ほぼマンツーマンで指導させてもらえますから、僕ら的には満足度の高い内容になっているんじゃないかと思っていますけどね!ですから、連続で二度参加してくれた方も多かったし、女性もいらっしゃいました。もっとたくさんの人に是非参加してもらいたいです。

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―さて、平中選手と言えば今年アウディR8でスーパーGT300クラスに参戦されています。今年の感触はいかがでしょうか。

BOPと呼ばれる性能調整がヨーロッパ式のFIA規定になったのもあって、厳しい状態が2戦くらい続いています。

開幕戦のときはコーナリングもよかったし、直線ではポルシェなどの速いクルマにも付いて行けていたので優勝も出来ましたが、調整のせいで直線が伸びません。でもコーナリングは他のFIA規定車の中では相当イイと思いますし、次の菅生からリストリクターが少し戻るので、イイ状態にはなると思いますよ。

―ライバルも今年は強力ですね。

ランボルギーニが速いですね。アストンマーチンもBOPが緩くて速いです。BMWは相当な量のウエイトを積まれるから、苦しいんじゃないかな。

―ポルシェはいかがでしょう。

有利です。ヨーロッパではポルシェが常勝チームではないので、BOPがあまり適用されないんですよ。しかも今のポルシェは燃費がいいんです。アウディは燃費が悪いので、他のチームに比べてピットストップが10秒長いんです。これが圧倒的に不利ですよ。

―10秒は厳しいですね…コースで詰められるタイムではない状態ですよね。

救いがあるとすれば前戦のセパンでライバルチームであるBMWがノーポイントに終わったことかな。僕らにしたらラッキーでした。

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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