マツダ 商品本部 CX-5開発主査 田中英明 インタビュー(1/5)
- 筆者： 御堀 直嗣
- カメラマン：佐藤靖彦
プロサイド
マツダの新世代技術SKYACTIV（スカイアクティブ）をすべて投入したフルSKYACTIVの第一弾「マツダCX-5」は、2月16日の発売から3か月を超えた段階で、すでに2万台の受注を得、納車に追い付かない状況だ。しかも、マツダの予想以上にディーゼルエンジン車の注文が8割に達するという。CX-5人気は発売直後の瞬間風速を衰えさせず、追い風が吹きっぱなしだ。
このクルマを開発した田中英明は、初代ロードスターと初代アテンザでも商品企画を担当した。ヒットメーカーと言える田中英明は、いったいどんな男か？
田中英明 プロフィール
1959年：11月4日山口県生まれ
1984年：3月電気通信大学大学院修士課程修了
1984年：4月東洋工業入社（現マツダ） 商品主査室商品企画配属（市場調査担当）
1985年：10月技術研究所New Concept Vehicle企画 初代MX-5先行企画
1986年：11月商品主査室商品企画 初代MX-5量産企画、C-car、CD-car商品企画
1999年：7月商品企画本部 商品企画部 主幹 初代マツダ6商品企画、RX-8商品企画
2002年：11月商品企画ビジネス戦略本部 商品企画部部長
2007年：5月プログラム開発推進本部 CX-9開発主査
2009年：5月プログラム開発推進本部（2012年4月商品本部に統合） CX-5開発主査
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1955年東京出身。自動車ジャーナリスト。玉川大学工学部機械工学科卒業。1978年から1981年にかけてFL500、FJ1600へのレース参戦経験を持つ。現在ではウェブサイトや雑誌を中心に自動車関連の記事を寄稿中。特に技術面のわかりやすい解説には定評がある。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。また現在では電気自動車の普及を考える市民団体「日本EVクラブ」副会長を務める。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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