日産自動車 グローバル・マーケティング・ストラテジー本部 柴山哲也 インタビュー(4/5)

日産自動車 グローバル・マーケティング・ストラテジー本部 柴山哲也 インタビュー
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コンセプトカーは、いずれ生産車になるのか?

日本の自動車メーカー各社がもっとも重視するという、スイスのジュネーブショーで今年、日産は「インフィニティ・エマージ」と名付けられた電気自動車のスポーツカーをコンセプトカーとして出展した。

日産自動車 グローバル・マーケティング・ストラテジー本部 柴山哲也 インタビュー 【THE NEXTALK】日産自動車 グローバル・マーケティング・ストラテジー本部 柴山哲也 インタビュー 【THE NEXTALK】

【柴山哲也】インフィニティ・エマージは、インフィニティのこれからのデザインテーマとして、2009年のジュネーブで発表したインフィニティ・エッセンスからはじまった一連の流れにあるコンセプトカーです。

昨年2011年には、同じデザインテーマを継承しながら、コンパクトラグジュアリーの提案というインフィニティ・エセレアを出展しました。その第3章と言うべきクルマが、インフィニティ・エマージです。

これまで培ってきたデザインボキャブラリー(デザインに込めた語意:筆者注)で、ミッドシップのスーパースポーツカーを描いてみた。それにプラスして、環境性能も必要であり、日産の持つゼロエミッション(排出物ゼロ:筆者注)を加味し、電気を使ったハイパフォーマンスカー(高性能車:筆者注)の側面を打ち出しています。

日産自動車 グローバル・マーケティング・ストラテジー本部 柴山哲也 インタビュー 【THE NEXTALK】

インフィニティが備えるデザインの特徴を育て、お客様に対してインフィニティと言えば「ダイナミックで艶やか」という認識を高めていただき、その価値観の定位置を築いていきたいと考えています。当然、コンセプトカーで用いられたデザインは、生産車へ反映されていくことになります。

たとえば、ヘッドライトに眉毛のようなLEDの光が入るとか、クロスオーバーSUVのインフィニティJXや、FXに採り入れているDピラーの三日月形をしたクレセントカットに展開されています。日産は、モーターショーのコンセプトカーで空手形は出しません。

ニッサンとインフィニティという二つのブランドは、モーターショーの中でどのような関係にあるのか?あるいは、どのような役割分担があるのか?

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【柴山哲也】ニッサンのブランドメッセージは、「すべての人にワクワクを」です。ここから、イノベーション(革新:筆者注)とエキサイトメント(興奮:筆者注)を、すべての人たちへお届けしよう。誰もが楽しくワクワクできる先進技術を広く皆さんへ届けることを考えています。

昨年2011年の東京モーターショーでは、電気自動車といえば日産の位置を確固たるものにしたかった。ゼロエミッション(排出物ゼロ:筆者注)という言葉が、どれだけ世の中に認識されているかわかりませんが、「ゼロエミッションは日産」と認知してほしかった。そこに、リーフが日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞することもでき、狙い通りとなって、大成功だったと思っています。

モーターショーの取り組みとして、たとえば北米のGM(ゼネラルモータース)は、GMという傘の下にシボレーやキャデラックがあるといった展示の仕方をしますが、日産は、そういう傘の下ではないブランドコミュニケーションを進めており、ニッサンとインフィニティのブースが離れていたり、隣りあわせでも背を向けていたりという風にしています。

どちらが良い悪いではないでしょうが、日産は、ブランドの独自性を発揮することを考えています。

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御堀 直嗣
筆者御堀 直嗣

1955年東京出身。自動車ジャーナリスト。玉川大学工学部機械工学科卒業。1978年から1981年にかけてFL500、FJ1600へのレース参戦経験を持つ。現在ではウェブサイトや雑誌を中心に自動車関連の記事を寄稿中。特に技術面のわかりやすい解説には定評がある。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。また現在では電気自動車の普及を考える市民団体「日本EVクラブ」副会長を務める。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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