スマート フォーツー mhd 試乗レポート(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:原田 淳
お洒落で気持ちいいマイクロ・エコカーはmhdでしょ
1998年に誕生した元祖マイクロカー「スマート・フォーツー」は、2007年秋にフルモデルチェンジし2代目に移行。初代に比べ、デザインのテイストこそ受け継いでいるが、ボディサイズが拡大され、エンジンやトランスミッションも変更されるなど、内容的には全面的に一新された。
おりしもトヨタからマイクロカーが登場し、ふたたび脚光を浴びているフォーツーに、このほど「スタート/ストップ機能」と呼ぶアイドリングストップ機構を備えた「mhd(マイクロ・ハイブリッドドライブ)」がラインアップされた。以降、日本での扱いは、このmhdのみとなる。
価格は従来に比べ8万円高となったが、財団法人エネルギーセンターが実施する「アイドリングストップ自動車購入補助金制度」により、助成金3万5000円を受けられるので、実質的には4万5000円高でアイドリングストップが付くことになる。
ちなみに今回は、秀逸な機構により4つのバリエーションのルーフ形状を楽しめるカブリオレを拝借。初代では手動だった後方へのホロの畳み込みが電動化されるなど進化。これを手に入れるために、クーペにプラス約30万円のコストを払う価値は十分にあると思う。
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