[試乗]ターボが追加されさらに個性が際立った「スマート フォーフォー ターボ」「スマート フォーツー カブリオ ターボ リミテッド」に乗った(2/4)
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- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
+19ps/44Nmの差は少なくない
今回追加された3モデルには、ターボチャージャーを装着した0.9リッターの直列3気筒エンジンが搭載されている。最高出力66kW[90ps]/5500rpm、最大トルク135Nm[13.8kgm]/2500rpmを発生。これは既存の1リッターの自然吸気エンジンに対して、出力で14kW[19ps]、トルクで44Nm[4.5kgm]の向上となる。
実際にドライブしてみてもその差は小さくなく、パワーもさることながらトルクの上がった恩恵を感じる。
RR車ならではの特性は影を潜めた
走り全般については、よい意味でますます「普通」になってきたのが新しいスマートだ。 かつてはピッチングや跳ねがひどかったり、騒々しかったりしたものだが、いまや乗り心地や静粛性について気になることはあまりない。
また、リアにエンジンを搭載するクルマは、フロントが軽いためステアリングフィールが頼りないものが多いところだが、新型スマートについては、後ろの荷重を意識することなく走っていける。
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