アストンマーティン V8ヴァンテージS 試乗レポート/石川真禧照(3/4)
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- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:アストンマーティン・アジア・パシフィック
一般道だとノーマル時と、スポーツモード時の違いが・・・
一般道に乗り出したクーペだが、ハンドルはかなり重く、サスペンションは硬い。強化されたブレーキも踏力は重い。しかもシングルクラッチのセミATはシフトのタイミングにタイムラグがあり、スムーズさに欠ける。
センターパネルのsportボタンを押し、スポーツモードを選択する。加速力はノーマル時との差をあまり感じない。エグゾーストノートは4000回転を境にかなり勇ましい。
公道上では、確かに速いのだが快適性に関してはあまり良い印象を持ていなかった、というのが正直な印象だった。それは同時に試乗したオープンタイプのロードスターにも言えた。ただし、ロードスターは30km/h以下なら走行中でもホロの開閉ができるので、状況に応じたオープンエアドライブを楽しめた。
オープン状態で160㎞/hのクルージングも可能なほどに、風の巻き込みが抑えられているのには感心した。
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