日産 リーフ 試乗レポート(2/4)

日産 リーフ 試乗レポート
日産 リーフ 日産 リーフ 日産 リーフ 日産 リーフ 日産 リーフ 日産 リーフ 日産 リーフ 日産 リーフ 日産 リーフ 日産 リーフ 日産 リーフ 画像ギャラリーはこちら

デリケートな操作がリーフに相応しい走らせ方

日産 リーフ

リーフの運転感覚を従来のクルマ風に表現すれば、実用回転域の駆動力がとても高い。強いて挙げれば、2000回転で36.7kgfーmを発揮するエクストレイルのディーゼルターボに近い印象だ。

その半面、深くアクセルを踏み続けても、高回転域の速度上昇はさほど鋭くない。むやみにアクセルを踏み込まず、デリケートな操作を行いながら、滑らかに走らせるのがリーフには相応しい。

日産 リーフ日産 リーフ

この点を踏まえると、Dレンジは機敏に反応しすぎる。

アクセルの踏み量に対して速度の上昇が大きく、アクセルペダルを閉じた時の回生ブレーキは弱い。リーフは減速時にはモーターを発電機として使い、減速エネルギーを電気に変換してバッテリーに蓄えるが、Dレンジではこの機能をあまり発揮できない。

エコドライブを主体にすれば、Dレンジは「パワーモード(スポーツモード)」と考えるべきだ。そこで丸型のATレバーを操作してエコモードを選ぶと、アクセルを閉じた時に強めの回生が働く。ガソリンエンジン車のATでいえば、Sレンジでエンジンブレーキを強めに利かせている感覚。

インジケーターの表示を見ても、積極的に回生が行われ、バッテリーへの充電量を増やしていることが分かる。

エコモードではアクセル操作に対するモーターの反応が鈍く感じるが、実際にはパワーの増加を穏やかにしただけ。ペダルでモーターの出力を調節する時の正確性は変わらず、細かな速度管理は、むしろDレンジより行いやすい。

エコモードで走るのが本来の使い方だ。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産 リーフの最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産 リーフのカタログ情報 日産の中古車検索 日産 リーフの中古車検索 日産の記事一覧 日産 リーフの記事一覧 日産のニュース一覧 日産 リーフのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる