スバル インプレッサ WRX STI スペックC 試乗レポート/マリオ二等兵(4/4)
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- 筆者: マリオ 二等兵
- カメラマン:オートックワン編集部
スペックCは希有なリアルスポーツモデル!
エンジンは、数値上は旧モデルに対して最大トルクがわずか0.8kg-mアップしたに過ぎませんが、ボールベアリングターボの効果は旧スペックC以上に絶大。
標準WRX STIと乗り比べると、ターボ過給の効きっぷり、タービンのレスポンスの良さは段違いであり、20~30馬力ぐらいアップしてるのではと勘違いしてしまうほどパワフルでした。
加速するためにアクセルを踏もう、と頭の中で思った直後には、狙った場所に瞬間移動してしまうかのような途方もない加速感は凄まじいばかり。
新世代のFB型が登場した今もなお、EJ型にはまだ進化・発展の余地が残されていたことを実感し、水平対向エンジンの可能性の大きさに、あらためて感心させられた次第です。
新しくなったスペックCは、モータースポーツを本格的に行う予定がない人でも検討する価値の高い、希有なリアルスポーツモデルであると確信しました。
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