フォルクスワーゲン パサートヴァリアントR36 試乗レポート(3/4)

フォルクスワーゲン パサートヴァリアントR36 試乗レポート
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DSGの巧みなシステムを使いこなす

同じ2ペダルでもトルコンATと違いDSGはトルクコンバーターを持っていないのでスタートで段差などがあるとアクセルコントロールにちょっと神経を使う時がある。しかし、大排気量でトルクの大きなVR36では殆ど気を使うことなくスタートでき、しかも変速も極めてスムースで、ツインクラッチに一日の長があるVWらしい完成度の高さだ。また、定番のパドルシフトを持っており、自らギアを選択することも自動に任せてもOKだ。ちなみにマニュアル操作よりも機械任せのDレンジの方がスムースで素早い。マニュアルをもっとも使うのは下り坂などでのエンジンブレーキを必要とするときだろう。

サスペンションは前/ストラット、後/4リンクと比較的オーソドックスだが、VR36にはアダプティブシャシーコントロール(DCC)を取り入れている。これは電子制御によるダンパーコントロールで、センサーやステアリング、ブレーキなどの情報をもとに最適の減衰力を提供する。NORMALのほかにCOMFORTとSPORTが選べ、それぞれ明確に違いがある。COMFORTでは路面段差を軽くいなす代わりに僅かにピッチングがある。逆にSPORTでは突き上げがきつくなるものの、ロールは押さえられてハンドル操舵力も重くなるので安定性が増す。通常はNORMALで十分に快適でハンドリングも良い。

アダプティブシャシーコントロールMEDIA-INR36刻印入りシートフロントシートリアシート

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日下部 保雄
筆者日下部 保雄

大学卒業後、モータージャーナリズムの世界へ入り、自動車専門誌をはじめ各媒体に新車の試乗レポートやコラムを寄稿。最近では、雑誌媒体のほかにFMラジオやインターネット自動車情報サイトでも活躍。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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