サイオンtC 試乗レポート(2/3)
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- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:オートックワン編集部/トヨタ自動車株式会社
2ドアクーペらしくシンプルながらスポーティなインテリア
サイオンtCのエクステリアは、ちょっと変わっている。小さなノッチバックを持つ2ドアクーペだからだ。フロントは良いとして、リヤには多少違和感が感じられる。
そうでなくとも、今の日本では2ドアクーペというだけで「売れないクルマ」へ仲間入りしてしまうから、海外専用車となるのは止むを得ないだろう。
だが、日本と比べクルマのパーソナル化が進んでいるアメリカでは、こうしたクルマの需要は安定している。
今回はサイオンtCとゼラスの両方に試乗したが、ボディや搭載エンジンなどは基本的に共通で、フロントグリルなど外観の細かな部分に違いが設けられている程度だった。
ボディサイズは全長が4,420mmほどと比較的コンパクトだが、全幅は約1,800mmとワイドボディで、車両重量はちょっと重く1,400kgくらいだ。
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