日産 リーフ 一般試乗会 現地レポート(2/4)

  • 筆者: 桃田 健史
  • カメラマン:桃田健史/オートックワン編集部
日産 リーフ 一般試乗会 現地レポート
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100名もの一般参加者がリーフに試乗!

午前9時40分過ぎ、第1グループが日産本社から試乗現場に向かって歩いてきた。

ネット公募で集まった参加者は、1グループ25人x4で合計100人。彼らはきょう1日、電気自動車にドップリとつかる。

室内で電気自動車に関する座学とここでの試乗、午後2時半から神奈川県松沢成文知事の電気自動車に関する講演会(講演会のみ視聴者含めて会場には600人)に参加、その後は日産本社6階の社員食堂で電気自動車について語り合う市民ミーティングに参加、という充実したスケジュールだ。

試乗会場にはリーフのほか、もう一台の電気自動車の姿が。

これは、昭和22年に日産の前身である「プリンス自動車工業」のさらに前身の「たま電気自動車」が販売した、「E4S-47」型。NTC(日産テクニカルセンター/神奈川県厚木市)の有志による「名車再生サークル」が当時の資料に基づきレストアしたものだ。

たま電気自動車は、同初期型を14台、改良型214台を25万円で販売した。当時の教員初任給は2,000円であるので、同車は2010年換算すれば2,000万円以上の超高級車である。

今回のリーフ試乗参加者の中で、1グループから抽選で3人だけに「たまE4S-47」の貴重な同乗走行がプレゼントされた。

さて今回の参加者は100人、ザッと見て、男女比が85:15。年齢は30~40代が中心で、50代、60代の方も多い。20代はやや少なめの印象だ。外国人も1名(米国務省の外交官で日本語研修センターのディレクター)いた。

筆者は、試乗を終えた直後の参加者たちにボイスレコーダーを向け「電気自動車への思い」を聞いた。

次頁からは、その声をお届けする。ちなみに各人の年齢は筆者による推定だ。

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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