フォルクスワーゲン クロスポロ 試乗レポート(2/3)
- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:オートックワン編集部
もちろん室内空間も同じだ。
ボディとインテリアの色の組み合わせは、オレンジはオレンジ、レッドとブラックがベージュ、シルバーはグレーとなる。ベージュ系はほぼ同時に登場したインプレッサXVにも使われており、クロスオーバーのトレンドカラーといえるかもしれない。
でも旧型にはライムやブルーなど、見るだけで遊び心を感じる楽しい色があったはず。新型ではどうして輸入されないのだろう?と思いつつドイツのホームページを見たら、なんと本国でもそういうカラーは用意されていなかった。
クロスポロは「アウトドアファッションをまとったポロ」である。アウトドアファッションは、悪天候時に識別しやすいという機能的な目的もあって、あざやかなカラーが魅力のひとつになっている。
シルバーやブラックがVWらしいと思うユーザーが多いのかもしれないけれど、ファッション性重視のクロスオーバーだからこそ、メーカーみずからブランドの殻を打ち破るようなコーディネイトを提案してほしいところだ。
しかしそんな不満も、走り出すと同時に消えてしまった。
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