スバル レガシィ tS 試乗レポート(2/3)
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- 筆者: 小沢 コージ
- カメラマン:原田淳/オートックワン編集部
「いつもより運転が上手い」と言われるクルマへと仕上げられた
ただ一つ、勘違いされては困るのが、今回STIが手掛けるレガシィは「STIバージョン」ではなく、新たに設定されたシリーズ「レガシィ tS」であることだ。
「t」はチューンド、「S」はSTIの頭文字だと思われるが、レガシィ tSは今までのようにガチガチな硬派さを押し出したものではなく、もっとナチュラル。料理で言えば素材を生かす、上品な手法で作られた逸品だ。
それは人材面の裏付けもあり、かつてスバル実験部のトップだった辰己英治氏が4年前にSTIに転籍。結果、スバルの走りの真髄とでもいうべきノウハウがこちらに移っている。「STIこそ本当のスバル車!」と私が考えるのも、まんざらウソではない。
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