日産 リーフ プロトタイプ 試乗レポート/岡本幸一郎(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
横からだと意外と普通のクルマに見えるものの、ディテールを見ると異様に未来感のあるデザインだったりする。ご参考まで、リーフの電気モーターの最高出力は80kW、最大トルクは280Nm。バッテリー容量は24kWh。
この数字だけ見てもよくわからないかもしれないので、比較にi-MiEVの数値を見てみると、それぞれ47kW/3,000~6,000rpm、最大トルク180Nm/0~2,000rpm。バッテリー容量は16kWhとなっている。
おそらく車両重量は、リーフはi-MiEV(1080kg)の1.5倍ぐらいだと思われるので、性能的には拮抗する部分が大きいのではないかと思う。
航続距離については、リーフは米国LA4モード、エアコンオフの状態で160km以上とされている。モードが異なるのでi-MiEVと単純比較はできないが、おそらくこれもいい勝負だろう。
また、どんな感じなのか気になっていた「車両接近通報音」なるものを、この機会に初めて聴いた。
30km/hまでの低速走行時に、ノーズに設置されたスピーカーから電子音が発せられ、歩行者に存在を知らせるというもので、あまり耳障りな印象もないし、カッコ悪い音でもなくてちょっと安心した。
いざ自分がこのクルマで住宅街を走ることを想像しても、これなら恥ずかしい思いをせずにすむだろう。
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