フォルクスワーゲン トゥアレグ 試乗レポート(1/3)
- 筆者: 西川 淳
- カメラマン:フォルクスワーゲングループジャパン
ハイブリッドモデルがラインナップに加わった新型トゥアレグ
フォルクスワーゲンには北京モーターショーでマイナーチェンジした「フェートン」というフラッグシップサルーンがあるけれども、世界中で買えるVWの中で旗艦モデルは何かと問われれば、ボクはパサートCCではなくトゥアレグだと躊躇なく答える。
クラスレス感がVWブランド最大の魅力だったりするだろうから、フラッグシップも何もないとは思うものの、トゥアレグの街中における存在感の強さ、でかいのにスマートで冷静にみえる佇まいの大人さ、そして何よりVWらしい扱いやすさと乗り心地に、ボクは最上のVWを感じてやまない。
初代が世界中で50万台以上のセールスを達成したと聞いても、全く驚かないのだった。
そんなトゥアレグがフルモデルチェンジを果たした。
ハイライトを挙げておくと、まずはハイブリッドモデルを設定したこと、そして大幅(およそ1割)なダイエットに成功したこと、V6搭載車にアイドリングストップを備えるなどで約2割もの燃費向上を実現したこと、そして最新装備の数々や内外装の見栄え、質感のアップを計ったこと、である。
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