フォルクスワーゲン ゴルフ TSI トレンドライン 試乗レポート(1/4)
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- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:小平寛
"売れる兆し大" 注目のTSIトレンドラインという魅力
ドイツのフォルクスワーゲン(VW)は、07年から新しいエコカーとして、小排気量エンジン+過給機(ターボチャージャーやスーパーチャージャー)+新世代トランスミッションDSGを組み合わせたユニットを開発し、これを搭載しはじめた。
最初はゴルフGTIで、2.0Lエンジン+シングルターボの組み合わせで、ミッションは6速DSGを用意した。最高出力は200馬力。さらに08年1月にはこの組み合わせで出力を抑えた140馬力版も実用化している(TSIコンフォート)。
最新モデルのTSIトレンドラインは、1.4Lシングルターボ+7速DSGで登場した。出力は122馬力だが、トルクは20.4kgmを1,500回転から発生する。
さらに驚くのは、このクルマの価格だ。248万円という価格はツインチャージャーのコンフォートラインよりも41万円も安い。装備はマルチファンクションインジケーターなども標準にしているので、不満は少ないはずだ。
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