ホンダ フリード 試乗レポート(2/4)
- 筆者： 松下 宏
- カメラマン：原田淳
カッコイイのは見た目だけじゃない！
外観デザインはなかなかカッコ良い。ノーズ部分の三角形と、居住空間部分の四角形を組み合わせたスタイリッシュなフォルムが際立つ印象で、フロントノーズからルーフに向けて一直線に伸びたラインや、ボディサイドに明快なキャラクターラインが入っていることなど、特徴的で存在感のあるデザインを作っている。
インテリアは、すっきりした感じのインパネデザインが採用された。メーターパネルは、ステアリングホイールの中から見るのではなく、ステアリングの上から見るアウトホイールメーターで、メーター確認時の視線移動が少なくてすむタイプとされた。
7人仕様では、運転席からどの座席へも移動が可能なフリーウォークスルーを実現した。 乗車定員によって使い勝手が異なるので、遊び道具を積んで出かける機会が多いのなら5人乗りのFLEX、普通にミニバンとして使うなら7人乗り、いざ！という時に8人まで乗せたいなら、1.5Lクラスで唯一となる8人乗りを選べば良い。
イチ押しは7人乗りで、3列目のシートの片側を跳ね上げれば自転車がそのまま乗せられるくらいのラゲッジスペースが作れるから、相当に自在な使い勝手を実現できる。そもそも2列目のシートがゆったり作られているのが7人乗りの魅力だ。
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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