メルセデス・ベンツ Eクラスクーペ 試乗レポート/森口将之(4/4)

メルセデス・ベンツ Eクラスクーペ 試乗レポート/森口将之
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エレガントかつセクシーな新型Eクラスクーペ

Eクラスクーペ イメージ

でもEクラスクーペの場合、こうした走りのよさを余裕と考え、ゆったりクルージングするのも似合う。そんな場面で光るのがメルセデス・クーペの伝統、センターピラーレスのサイドウインドーだ。窓をすべて下ろしたときの開放感は、普通のクーペとは別世界。ドライバーにもその雰囲気は伝わるし、なによりゲストに感動をもたらすはずだ。

そう、クーペは走りだけのクルマではない。スタイリングからハンドリングまで、すべてがセダンより特別仕立てであることが魅力なのだ。所有する3台がすべてクーペという自分も、そんな世界に魅せられたひとりである。

いままでのメルセデス・クーペは、その点ちょっと不満だった。機能面は文句なしだったが、色や華が不足していた。でもエレガントなスタイリングとセクシーなインテリアをものにした新型Eクラスクーペは違う。

一部のユーザーはそれでも、セダンより小さいことを気にするだろう。熱心なメルセデス・ファンほど、そう思う人が多いかもしれない。でもいまの時代は、大きすぎないほうがオシャレである。新型Eクラスクーペは、そんなトレンドを理解するファッショナブルなユーザーに支持されるはず。メルセデスには見向きもしなかった人たちが乗り換えてくる可能性も高そうだ。

しかも秋にはダウンサイジングをより生かすべく、1.8リッター直列4気筒直噴ターボというエコなエンジンを積む車種が追加される予定だ。このモデルを迎え入れたとき、新型Eクラスクーペはラグジュアリークーペの基準を書き換える1台として、さらに注目を浴びることになるだろう。

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森口 将之
筆者森口 将之

1962年東京都生まれ。モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。自動車専門誌の編集部を経て1993年フリーに。各種雑誌、インターネット、ラジオなどのメディアで活動。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。グッドデザイン賞審査委員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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