マツダスピード アクセラ 試乗レポート(2/3)

マツダスピード アクセラ 試乗レポート
フロントスタイル リアスタイル 水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ 225/40R18 88Yタイヤ&18インチアルミホイール アルミペダル インパネ メーター 6MTシフト フロントシート リヤシート 走行 画像ギャラリーはこちら

マツダスピード アクセラ、おまえは男だ!

走行

エンジンは2.3リッター直噴ターボで、264馬力、38.7kgm。ミッションは6速マニュアルのみ。男じゃないか。

このエンジン、ほぼ完全に先代と同じなんだけど、しかし排気系の違いで、サウンドはそこそこスポーティに気持ち良く仕上げられている。1,500rpmあたりから実用可能なトルクがあるので、気難しさみたいなものはまったくない。しかし、アクセルをぐぐっと床まで踏み込むと、ヤツはケモノになる。トルクとパワーが中・高回転で爆発的に炸裂し、野蛮なトルクステアが発生して、ステアリングがグワワと取られる。「うひー、吹っ飛ぶところだったぜ」とうそぶきたくなるような、危険な香り。なんといってもこれがたまらない。

GT-Rのような、どんな時にも安定しきって、まったく速さを感じさせないけど死ぬほど速い・・・というクルマも悪くないが、オレはコイツのような、実際そんなに速くないけど猛烈に速く感じるというタイプにコロリとイカレちまう。言うなればラテン系。フェラーリやアルファロメオがそうだ。フェラーリは飛ばすと死をすぐそこに感じて、そこにエクスタシーがある。マツダスピードアクセラにも、それに近い感覚がある!ステキだ。ステキじゃないか。

直噴ターボと言えば、VWのTSIに代表されるように、パワーと燃費の両立を目指した理知的なシステム、っていうのがトレンドだが、コイツは違う。10・15モード燃費は11.0キロと、決してほめられたもんじゃない。それよりもやっぱり刺激なんだ、パワーなんだよ!コイツは男っぽい滾り(たぎり)に満ちているんだ。

フロントスタイルリアスタイル225/40R18 88Yタイヤ&18インチアルミホイールアルミペダル走行

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清水 草一
筆者清水 草一

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。代表作『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』などの著作で交通ジャーナリストとしても活動中。雑誌連載多数。日本文芸家協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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