ケーターハム スーパー7 ロードスポーツ200 試乗レポート/マリオ二等兵 編(1/2)

  • 筆者: マリオ 二等兵
  • カメラマン:小宮 岩男
ケーターハム スーパー7 ロードスポーツ200 試乗レポート/マリオ二等兵 編
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スーパーセブンは恐るべし強敵であります!

そのルーツを遡れば、なんと半世紀以上の長い歴史をもつリアルスポーツカーのスーパーセブン。

最近では07年に1.6Lのフォード製シグマエンジンが搭載されてシャシーの剛性が高められたなど、今もなお、地道に改良が加えられております。

日常性についてはまったく無視したウルトラスパルタンなクルマである、という印象を持っておりましたが、まず第一印象としては、存外に音が静かだったことに驚かされました。

今回のロケの集合場所である、御殿場のマクドナルドで朝マックをいただきながらスーパーセブンへの思いを巡らせていても、駐車場に到着したことがまったく気がつかないほど、大変静かなクルマだったのであります。

現場まで乗って来られた日下部センセイは、オトコらしく屋根はおろか、ドアもすべて外したフルオープン状態で東名高速を走行されたご様子。さすがであります。

その日もまた、往年の名ラリードライバーらしく炎のような激走(←実際、何度かそういうお姿を拝見したことがあるので!)にて駆け抜けて来られたのかと思いきや、開口一番「80km/hあたりから、風圧がすごくて息ができなくなったから、ゆっくり走ってきたよ・・・(苦笑)」

むむむ!風の巻き込みがかなり激しいことは容易に想像できますが、歴戦の強者であられる日下部センセイをも呼吸困難に陥れるほど強烈であるとは!

この一件により、やはりスーパーセブンは恐るべし強敵との認識を強めた二等兵は、いつもの蛮勇モードは完全オフに。

パワステはおろか、ブレーキにもエンジンの負圧を利用したサーボはないので、強い制動力を得るには、膝からペダルを蹴っ飛ばすようにして踏む必要があるでしょう。

乗降時にはフォーミュラマシンのようにステアリングを取り外してアクロバティックな体制で乗り込まねばならないという、まんまレーシングカーのようなクルマですから、乗り手にもそれなりに気合いが求められるというもの。

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筆者マリオ 二等兵
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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