ディーゼルの老舗ブランドが再び日本へ帰ってきた!/プジョー 308・308SW BlueHDi(クリーンディーゼル) 試乗レポート(2/4)
公開日:
最終更新日:
- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:小林岳夫
最新「BlueHDi」はアドブルーを使用
今回日本に導入される、1.6リッターと2リッターの2つのエンジン「BlueHDi」にも特徴がある。
DPFに加えて酸化触媒、アドブルーと呼ばれる尿素水溶液を使ったSCR(選択還元触媒)を用いることで、欧州と日本の最新の環境基準に適合しているのだが、 ポイントはSCRをDPFの上流に置いていること。
これにより、エンジン始動直後の低温時からNOxを効果的に除去することが可能になり、DPFの効率を高めることに貢献。NOxの90%、PM(微粒子物質)の99.9%を除去可能としている。
「GT BlueHDi」でも20km/Lを超える低燃費を実現
もちろんクリーンディーゼルならではの燃費の良さは犠牲になっていない。ここで紹介する308は両方のエンジンが選べるが、2リッターのGT BlueHDiでもJC 08モード燃費は20.1㎞/L、1.6リッターのアリュールでは21㎞/Lと、いずれも20㎞/L越えを果たし、プジョー初のエコカー減税対象車となったのだ。
この記事にコメントする