「あぁ、BMWって素晴らしい!」/“愛すべき”魅力あるクルマ達を絶賛する【試乗】(1/5)

「あぁ、BMWって素晴らしい!」/“愛すべき”魅力あるクルマ達を絶賛する【試乗】
「あぁ、BMWって素晴らしい!」/“愛すべき”魅力あるクルマ達を絶賛する 「あぁ、BMWって素晴らしい!」/“愛すべき”魅力あるクルマ達を絶賛する 「あぁ、BMWって素晴らしい!」/“愛すべき”魅力あるクルマ達を絶賛する BMW M235i BMW M235i BMW M235i BMW M235i BMW M235i BMW M235i BMW M235i BMW M235i 画像ギャラリーはこちら

こんな時代だからこそ“愛すべき”魅力あるクルマに着目

最近の自動車業界で注目の話題といえば自動運転技術エコ技術が中心で、ワタシのような頭の古い守旧派のクルマ好きにとっては、イマイチ面白くないことばかりであります。もちろん自動運転化やエコも人類にとって極めて重要な技術ですし、中には猛烈に面白い部分が多くてワクワクできるモノであることも事実です。

しかし、クルマというものは、本来もっと単純明快に楽しかったり気持ちよかったりすることに喜びが得られる乗り物だったのではないでしょうか?

数ある「クルマの魅力」の中で、何を重要視するかは人それぞれ違うと思いますが、多くのクルマ好き、または運転好きの人の心が躍る要素は何かといえば、それは今も昔もあまり変わらない気がします。

「あぁ、BMWって素晴らしい!」/“愛すべき”魅力あるクルマ達を絶賛する

たとえば「エンジンフィール」「ハンドリング」「シフトフィール」「路面インフォメーション」など、何十年も前から使い尽くされてきたこれらのクルマメディア用語で語られる古典的な内容の“乗り味”こそが、今もなお、クルマの魅力の最重要ポイント。そう考える人は、きっと少なくないはずです。

もちろん、デザインや安全性、居住性などはどうでもいいと言いたいワケでは決してなく、それらの要素もクルマを選ぶ大きな決め手となりますが、不肖マリオ高野としては、「今こそ、乗り味にもっと注目してほしい!」という思いが強いのです。

そこで、当企画では“乗り味について全面的に大絶賛せずにはいられない、愛すべき魅力あるクルマ”を取り上げ、大絶賛せずにはいられない理由について述べさせていただきます。

今回、注目する絶賛すべきクルマは「BMW」!

第1回目は「BMWのシルキーさ」について!

BMWといえば、まず最初に連想されるのはスポーティという単語でしょう。たとえば、昔から延々と繰り返されるクルマメディアのど定番中のど定番企画「ドイツ御三家のDセグ車比較」を行うと、ひと昔前までは、メルセデスは徹頭徹尾安定重視の鉄板ブランド、アウディは個性的なメカで存在感を発揮する新興ブランド、そしてBMWは運転好きを喜ばせるスポーティさが魅力、というような意味の結論にいたるのがお決まりでした。

それは根本的には今も変わらないのですが、自動車業界全体の流れとして、ここ10数年ぐらいの間に、世界中の実用車を生産するメーカーの多くは「BMW的な乗り味のクルマ」を追求するようになり、「実用車の世界総BMW化」が進んだことで図式が少し変わりつつあります。

「あぁ、BMWって素晴らしい!」/“愛すべき”魅力あるクルマ達を絶賛する

特に、Dセグメントのセダンとクーペに関しては、世界中のどのメーカーのどのモデルも、乗り味面ではBMW 3シリーズっぽくなったといえる部分が多々見られ、言い換えると、乗り味においては、BMWじゃなくてもBMW的な魅力(運転好きを喜ばせるスポーツテイスト)が味わえるようになりました。

それがもっとも顕著なのは同じ国のガチのライバルであるメルセデスとアウディで、CクラスやA4は代を重ねるごとに3シリーズ化しており、Dセグセダンの御三家対決をすると、かつてのように「クルマ好きにはBMWがオススメで決まり!」と簡単に結論付けられなくなっています。どれもエンジンフィールやハンドリングがスポーティで、運転が楽しくなったからです。

日本車でも、自分の知る限りでは、ダイハツ以外のすべてのメーカーがスポーティ系の車種の開発においてはBMWを強く意識しており、ベンチマークの筆頭格として追いかけています。特にスポーツセダンやクーペでは、BMWコンプレックスがもろに感じられる場合もしばしば。

そんな感じで、世界中にBMW的な味つけを目指したと思えるクルマが大増殖する昨今、相対的にBMWの存在感が薄まったといえるかも知れません。

しかし、それでもなおBMW各車の中でも特にBMWらしいといえるモデルに乗ると、やっぱり本家のBMWならではの壮絶なシルキーさは別格だ!と感激させられます。

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マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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