初夏のミニ祭り! 最新「MINI」オールラインナップ試乗レポート(3/6)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:和田清志
こちらは直4 2.0リッターのパワフルな新世代ディーゼルを搭載
2台目は「MINI COOPER SD 3 DOOR(ミニ クーパーSD 3ドア)」。
前出のクーパーD同様に直噴ディーゼルターボながら、こちらは2.0リッターの直列4気筒(170ps/360Nm)と6速ATの組みあわせだ。
4気筒の2.0リッター直噴ディーゼルターボと言う意味では2代目ミニ・クロスオーバーにも搭載されていたが、このユニットは新たに開発された物である。
これはもはや「ディーゼルホットハッチ」
その走りは、どの領域からアクセルを踏んでもモリモリと湧き出る力強さとアクセルレスポンス。そもそも1.5リッターでも十分だと思っていたので、スポーツディーゼルと言ってもいいくらい速いし気持ちいい。
また、従来のエンジンより音/振動が明らかに減っているものの、音質的には3気筒のほうがディーゼルっぽくないように感じた。
試乗車はスポーツサスペンションやエアロダイナミックキット、ミニドライビングモードなどがプラスされる「ジョンクーパーワークスパッケージ」が装着されていたが、ルックス/フットワークとエンジンが上手くバランスされており、これなら「ディーゼルホットハッチ」と呼んでいいでしょう。
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