適材適所でシステムを変更するスバルの四駆は圧巻!インプレッサシリーズ・フォレスター「ビスカスLSD付きセンターデフ/MT用」編(2/2)
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- 筆者: マリオ 高野
今後の革新的なシステムの導入や派生にも期待!
3回に別けてお届けしたスバルのAWD雪上試乗レポート。こうして、4種類の四輪駆動システムを雪上/氷上で乗り比べてみると、想定するユーザーのタイプを明確にイメージしながら、それに合わせたシステムを適材適所に設定しているというスバルの考えがあらためてハッキリ見えました。
個性の違う四輪駆動システムを車種/グレード/仕様違いでそれぞれ上手く配置してクルマの乗り味を変えるという手法はスバルならではですが、各システムの特性を理解すれば自分が選ぶべきクルマや仕様についてもわかりやすくなるはずです。
かつては四輪駆動システムにあまり熱心ではなかった欧州車ブランドも最近は四輪駆動の設定拡大に熱心ですし、国内メーカー各社も自社の四輪駆動システムの優位性を積極的にアピールする機会が増えています。
スバルの4種類の四輪駆動システムは長年にわたり熟成が極められた安心と信頼がウリとはいえ、そろそろ革新的なシステムの導入や派生にも期待したいところですね。
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