英国の超高級車ブランドまでもがSUV市場に進出！ 驚愕の実力に迫る／ベントレー ベンテイガ 海外試乗(1/4)
- 筆者： 金子 浩久
- カメラマン：ベントレーモータージャパン
南スペイン・マルベーリャで超高級SUVを初試乗
2015年9月のフランクフルトショーで発表されたベントレー初のSUV「BENTAYGA(ベンテイガ)」に南スペインのマルベーリャで乗ってきた。
全長5141ミリ、全幅1998ミリ、全高1742ミリと大型だが、引き締まって見えるから、寸法通りのボディの大きさをあまり感じさせない。
丸型四灯のヘッドライトとメッシュのフロントグリルと、前後フェンダーやボンネットフードのエッジ。
大胆と繊細の絶妙なコンビネーションなどは、ミュルザンヌやコンチネンタルシリーズなど現行のベントレーと共通している。
金属、革、ウッド・・・そのインテリアにフェイクは存在しない
インテリアも超上質。
「金属に見えるものは金属、革に見えるものは革、木に見えるものは木を用いる。フェイクはない」と標榜してきた通り。
センターコンソール中央頂部にはブライトリング製クロック、その左右にはブルズアイタイプのエアアウトレットが設けられているのもベントレーのデザイン文法通り。
マルチファンクションモニタースクリーンが大型化され、その周囲のスイッチ類もアップデイトされている。ちなみに、ベントレー各車は走行中でもインターネットに常時接続されるようになったが、ベンテイガでもマルベーリャとその近郊の山中でずっとLTEモードでインターネットにつながっていた。グーグルアース画面によるナビゲーションを行い、ノイズのないストリーミング放送を世界中の放送局の中から選んで楽しむことができた。
[搭載されるエンジンは6リッター12気筒ツインターボ！・・・次ページへ続く]
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モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』（１～４）、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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