初期型オーナーが思わず嘆く進化ぶり! メルセデス・ベンツ Aクラス マイチェンモデル 試乗レポート(1/5)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:茂呂幸正・島村栄二
初期型オーナー 今井優杏がおもわず嘆いた!「ああ、ごろっと変わってしまった!」
もう、最初のひと踏みから変わってしまった。ああ、まったくこいつはごろっと変わってしまった。
やや嘆き口調になってしまっているのはつまり、このマイナーチェンジでAクラスが、目を見張るほどに良くなっていたからだ。
だって何を隠そう私ってば、マイチェン前の「A180スポーツ」オーナーなのですよ。だからこそ、わずかな違いですら肌で感じる自信があったのだけど、もうこの進化は肌感なんつー繊細なもんじゃない。はっきりきっぱり、もうカンプナキまでに良くなったと断言できる。特に私のような初期ロッドの前期モデルに乗っている人からしたら、あまりの違いにビックリしちゃうんじゃないかな。
思えばマイナーチェンジ前はもっと個性が強かった
いや、いいことなんです。今のAクラスの仕上がりならば、きっと自信を持っていろんな人にこのクルマを勧めることが出来ると思う。
なぜならば、マイチェン前のAクラス――特に今回は試乗が叶った「A180」に絞ってお話を進めるけれど、それは色んな意味でよく言えば個性的、悪く言えば人を選ぶクルマだったからだ。正直、こんなに良くなってるんだったら、前期・後期で乗り換えしたっていいんじゃないか。そもそもコンパクトでスポーツ、スタイリッシュで若々しいっていうAクラスのコンセプト自体には、大いに共感して気に入っているのだし。
[2012年デビュー初期モデルの個性とはずばり「若さ」だった・・・次ページへ続く]
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