限定200台のボルボ V40 D4 R-DESIGNが即買い物件なワケとは[試乗レポ](1/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
ちょっとやんちゃなV40 D4に最も相応しい仕立て「R-DESIGN」が待望の限定発売
2015年には大物と呼べるニューモデルの日本導入はなかったボルボだが、7月には一気にクリーンディーゼル搭載車を5車種も同時にラインアップするというインパクトのある戦略で我々を驚かせた。
その後もディーゼル攻勢は続き、まず9月にはクリーンディーゼル向けのポールスター・パフォーマンス・パッケージを導入。さらに10月にはクリーンディーゼルも選べるV60クロスカントリーがデビュー。
そして12月、今回紹介するクリーンディーゼルを搭載したV40のスポーティな特別限定車「VOLVO V40 D4 R-DESIGN」が発売された。
ただでさえオーバースペックな印象もあり、そこがまた魅力でもあるV40の「D4」エンジンにR-DESIGNを組み合わせたらどうなるのか? 興味深いところだ。
見た目からして「カッコいい」仕立てに
内外装はR-DESIGNならでは。シルクメタルフレームやグロッシーブラック仕上げのグリルを持つフロントに、ディフューザーやスポーツテールパイプを備えたリア、インテリアでは上質なレザーを用いたスポーツシートや専用テーマカラーの液晶デジタルメーターやアルミニウム・パネルなど、R-DESIGN専用の装備が随所に与えられている。
足まわりにはモノチューブリアダンパーに強化スプリングを組み合わせた専用スポーツサスペンションを装着するほか、バンプストップやリアスタビライザーが強化。また足元には専用の18インチホイールとタイヤを履く。その他も目に見えるところから見えないところまで多くの部分が専用に仕立てられているが、まずは視覚的な部分で魅せてくれるクルマである。
[その魅力は「見た目」だけにあらず!・・・次ページへ続く]
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