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試乗レポート 2015/11/22 10:00

氷上、コーナー、圧雪路・・・様々な路面でスタッドレスを試してみた/ 「トーヨー オブザーブ・ガリットギズ」試乗レポート(2/3)

Text: 飯田 裕子 Photo: TOYO TIRES
氷上、コーナー、圧雪路・・・様々な路面でスタッドレスを試してみた/ 「トーヨー オブザーブ・ガリットギズ」試乗レポート

氷板路、コーナー、圧雪路・・・様々なシーンで心強い“瞬感”がやってくる

氷上、コーナー、圧雪路・・・様々な路面でスタッドレスを試してみた/ 「トーヨー オブザーブ・ガリットギズ」試乗レポート/飯田裕子氷上、コーナー、圧雪路・・・様々な路面でスタッドレスを試してみた/ 「トーヨー オブザーブ・ガリットギズ」試乗レポート/飯田裕子

ツルツルの氷板路で、20km/hほどの速度で停止線をイメージしてブレーキを踏んでみたとたん、タイヤが路面を捉え、減速から制動体制に入ったことが瞬時にわかる。氷路に吸い付くような効き具合は特に直線でブレーキや発進を行う際にわかりやすかった。発進時の始めの一歩からススッと路面を捉える“瞬感”の感触はかなり嬉しい。

またコーナーでハンドルを切り始めた瞬間から、手応えの重さやときには軽さでわかるのだ。そこで思いのほか手応えが軽いと感じた場合は「想像以上に路面が滑りやすいみたい」だとか、「これは少々オーバースピード気味だわ…危ない、危ない」とか、状況が瞬時に把握しやすいというワケ。

滑りやすい路面とわかって慎重にクルマを走らせていても、路面状況は様々。そこでその滑りやすい路面とタイヤが今、この瞬間にどんなコンタクトをとっているのかわかるのは、その先のより正確な操作に繋がり、安心感や安全な運転にも繋がるのだ。

氷より摩擦力の高い圧雪路では、より手応えも強まる。コーナリング時の走行ラインでは不安や物足りなさを感じていなかったGARIT G5よりも、さらに内側のラインをとることができた。

アイス路面の性能向上、多彩な路面への適合、そして環境性能・・・冬の多彩なニーズに対応する

氷上、コーナー、圧雪路・・・様々な路面でスタッドレスを試してみた/ 「トーヨー オブザーブ・ガリットギズ」試乗レポート/飯田裕子

そんな体験のできた『OBSERVE GARIT GIZ』には3つのポイントがある。

アイス路面での制動・旋回のさらなる向上。あらゆる路面変化への対応。そして環境にやさしい素材の採用。

最初の2つについては、あの黒いゴムを形成している成分や配合、そしてギザギザや凹凸すべてに意味のあるパターン、それとタイヤは空気を入れているだけでハリや弾力を保っているわけではなく、タイヤの接地面とサイドの骨格も重要だ。これらの総合力によって、氷~雪道~ドライ路面まで、あらゆる状況においても安心の走行性能が発揮できる。

パターンだけでも、実に6つの新技術を採用

氷上、コーナー、圧雪路・・・様々な路面でスタッドレスを試してみた/ 「トーヨー オブザーブ・ガリットギズ」試乗レポート/飯田裕子

パターンについてはこのGARIT GIZという新商品で実に6つの新技術が採用されている。

高い排水や排雪効果を発揮するスリットやブロック同士が支え合うことで、制動性能や旋回性能を向上させるコンビネーションブロック。水膜の水分を取り込んだり、雪上ではブロックとともに雪を咬むサイプの閉じ込みを防ぎ、除水やエッヂ効果を発揮する3Dサイプ。轍(わだち)路でも足元を持っていかれにくくするギザギザ(高剛性バッドレス)・・・etc。

路面に接地する一瞬のその一面には、実に様々な設計が詰まっているのだ。

[氷の上で滑る原因をもとからしっかり対策!・・・次ページへ続く]

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