氷上、コーナー、圧雪路・・・様々な路面でスタッドレスを試してみた/ 「トーヨー オブザーブ・ガリットギズ」試乗レポート(1/3)
- 筆者: 飯田 裕子
- カメラマン:TOYO TIRES
最新スタッドレスの進化ぶりを改めて考察してみる
冬の移動をより安心かつ頼もしく、そして楽しく過ごすためにスタッドレスタイヤの存在がいかに大きいか、というのは誰もが認識していることだと思う。スタッドレスタイヤは冬道の心強い助っ人だもの。
トーヨータイヤが昨年発表したスタッドレスタイヤ『OBSERVE GARIT GIZ』(オブザーブ・ガリットギズ)。
インプレッションについては前回の記事もぜひ参考にしていただきたいが、今年2月に北海道は佐呂間(サロマ)にあるトーヨータイヤのテストコースで改めてテスト走行した際に「なるほど」と体感できたことがあった。
そしてこれがまさにトーヨータイヤ最新のスタッドレスの進化を表しているのだな、と再認識したのだ。
ガリットギズだと、その“瞬感”がいろんな場面でやってきた!
ところが“瞬感スタッドレス”と銘打つOBSERVE GARIT GIZを履いた「マツダ アテンザ」、「アウディ A3」「スバル インプレッサ」などでは、駆動方式に係らず、その“瞬感”がいろんな場面でやってきた。それは様々なシーンに共通している、とてもシンプルだけれど頼もしいことだったのだ。
走る、曲がる、止まる、を行うドライバーのペダルやハンドル操作に対し、その直後、その“瞬感”からタイヤのグリップが効いていることがしっかりと手応えや足(ペダル)応えに伝わってくる。これがとても心強く、大事なことだと改めて気づく。
一般的なスタッドレスタイヤであっても不満はなかったはずなのに、この“瞬感”がわかると、それに越したことはないと思うのは当然でしょう?
[氷板路、コーナー、圧雪路・・・様々なシーンで試してみた・・・次ページへ続く]
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