[試乗]世界一厳しい日本のディーゼル排ガス規制に適合/メルセデス・ベンツ Cクラス「C220d」ミニ試乗レポート(3/4)

[試乗]世界一厳しい日本のディーゼル排ガス規制に適合/メルセデス・ベンツ Cクラス「C220d」ミニ試乗レポート
[試乗]世界一厳しい日本の排ガス規制に適合したディーゼル/メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス「C220d」ディーゼルモデル ミニ試乗レポート/渡辺陽一郎 [試乗]世界一厳しい日本の排ガス規制に適合したディーゼル/メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス「C220d」ディーゼルモデル ミニ試乗レポート/渡辺陽一郎 [試乗]世界一厳しい日本の排ガス規制に適合したディーゼル/メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス「C220d」ディーゼルモデル ミニ試乗レポート/渡辺陽一郎 [試乗]世界一厳しい日本の排ガス規制に適合したディーゼル/メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス「C220d」ディーゼルモデル ミニ試乗レポート/渡辺陽一郎 [試乗]世界一厳しい日本の排ガス規制に適合したディーゼル/メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス「C220d」ディーゼルモデル ミニ試乗レポート/渡辺陽一郎 [試乗]世界一厳しい日本の排ガス規制に適合したディーゼル/メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス「C220d」ディーゼルモデル ミニ試乗レポート/渡辺陽一郎 [試乗]世界一厳しい日本の排ガス規制に適合したディーゼル/メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス「C220d」ディーゼルモデル ミニ試乗レポート/渡辺陽一郎 [試乗]世界一厳しい日本の排ガス規制に適合したディーゼル/メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス「C220d」ディーゼルモデル ミニ試乗レポート/渡辺陽一郎 [試乗]世界一厳しい日本の排ガス規制に適合したディーゼル/メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス「C220d」ディーゼルモデル ミニ試乗レポート/渡辺陽一郎 [試乗]世界一厳しい日本の排ガス規制に適合したディーゼル/メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス「C220d」ディーゼルモデル ミニ試乗レポート/渡辺陽一郎 [試乗]世界一厳しい日本の排ガス規制に適合したディーゼル/メルセデス・ベンツ 新型 Cクラス「C220d」ディーゼルモデル ミニ試乗レポート/渡辺陽一郎 画像ギャラリーはこちら

試乗車は18インチ・エアサスのAMGラインを装着

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今回の試乗車は、AMGライン(35万7000円)と、レザーエクスクルーシブパッケージ(65万3000円)を装着していた。

AMGラインには18インチタイヤとエアサスペンション「AIRMATICアジリティパッケージ」等が含まれる。走行モードの切り替えがあるものの、全般的に乗り心地は硬めだ。ただし粗い印象はなく、高い速度域に合わせたセッティングになっている。

ガソリンモデル比、わずか25万円の差なら十分に買い得だ

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注目されるのはJC08モード燃費。「C220dアバンギャルド」は20.3km/Lと良好だ。「マツダ アテンザ セダン」ディーゼルの20km/Lとほぼ等しい。価格は前述のようにC200dアバンギャルドの車両本体が559万円。直列4気筒2リッターのガソリンターボを搭載したC200アバンギャルドと比較して、25万円の上乗せに抑えた。

ちなみに日本車の場合、装備の違いを補正したディーゼルとガソリンの価格差は、ディーゼルがシングルターボになる「マツダ デミオ」が約25万円、ツインターボのアテンザと「CX-5」が38~40万円だ。ほかの車種のディーゼルも大半が40万円前後になる。となればC200dの場合、ガソリンもターボとはいえ、25万円の価格アップなら十分に買い得だろう。

クリーンディーゼルは補助金交付も可能だが

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C200dは経済産業省による補助金(クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金)の交付も受けられるが、この金額は2万円と少ない。補助金額はガソリンエンジン車との価格差に基づいて算出されるので、ディーゼルの価格が安いと補助金も低額になる。この申請は悩みどころだろう。

2万円でも節約したいのは当然だが、補助金の交付を受けると4年間の使用義務も発生する。4年以内に売却した時は、残存期間に応じて補助金を返納せねばならない。申請書には注文書も添付するから、車両本体とメーカーオプションの値引きがあったり、下取査定額の上乗せが行われると補助金額を減らされる(といっても補助金額は2万円だが)。融通を付けられるのはディーラーオプションのみだ。

BMWやボルボ、ジャガーなど輸入車ディーゼルが続々登場する中・・・

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なので補助金の対応は考える必要があるが、クリーンディーゼルターボの価格はとても割安だ。

C220dは前述のように25万円の上乗せで、輸入車ライバルのディーゼル搭載モデル「BMW 320d」、ボルボの「V40」や「V60」も同様に安く抑えている。

本来ならばここにVWの新型「パサート」なども加わって、輸入ディーゼルモデルのワイドなバリエーションが展開されるハズだったが、どうやら先送りになるらしいとの情報だ。

[世間を騒がせるVW問題についての考察・・・次ページへ続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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