[試乗]フォード 新型 フォーカス[1.5リッターエコブースト搭載・マイナーチェンジモデル] 試乗レポート/大谷達也(1/3)

  • 筆者: 大谷 達也
  • カメラマン:フォード・ジャパン・リミテッド
[試乗]フォード 新型 フォーカス[1.5リッターエコブースト搭載・マイナーチェンジモデル] 試乗レポート/大谷達也
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世界で最も人気のあるクルマ、その名は「フォード フォーカス」

[試乗]フォード 新型 フォーカス[1.5リッターエコブースト搭載・マイナーチェンジモデル] 試乗レポート/大谷達也

1998年のデビュー以来、これまでに累計1200万台を販売し、「フォードのなかでもっとも成功したモデル」とされる『フォード フォーカス』。実はフォードのなかでもっとも売れているだけでなく、現行型の3代目が誕生した直後の2012年と2013年には「単一車名のモデルとして世界でもっとも多く販売された乗用車」にも輝いたという。つまり、時には同じCセグメント・ハッチバックに分類される「フォルクスワーゲン ゴルフ」さえ凌ぐセールスを記録するほど、フォーカスは世界的な人気銘柄なのである。

そのフォーカスがビッグマイナーチェンジを受け、いわゆるダウンサイジング・エンジンが搭載されることになった。

マイナーチェンジでダウンサイジングターボ「エコブースト」エンジンを搭載

[試乗]フォード 新型 フォーカス[1.5リッターエコブースト搭載・マイナーチェンジモデル] 試乗レポート/大谷達也

2013年に日本市場に導入された3代目フォーカスは、直4 2.0リッター自然吸気エンジンと6速デュアルクラッチ・ギアボックスを組み合わせた“スポーツ”の1グレードのみ。このエンジン自体、決して完成度が低かったわけではないが、最新のダウンサイジング・エンジンに比べると中低速トルクが不足気味なうえ、エンジン回転数を上げたときに聞こえるがさついたノイズがやや耳障りに感じられた。しかも、これに組み合わされるギアボックスは、同じ6速でも新型ではデュアルクラッチ式ではなくトルコン式に改められるという。

その仕上がりを確かめるべく、私は春まだ浅い9月のオーストラリアに向かった。

違和感なく、しかし大きく変わったフロントマスク

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会場にずらりと並んだ新型フォーカス(今回も基本グレードは“スポーツ”で、これに装備が豊富な“スポーツ+”が加わる)を見て、「あれ、フロントマスクには手をつけなかったのかな?」と疑問に思った。

実はこれ、私のまったくの勘違いで、薄いグリルの下に大きな台形のエアインテークを設けた従来型とはまるで異なるデザインが新型には与えられているのだが、“おちょぼ口”をしたグリルの周辺にヘッドライトとフォグランプを並べた造形があまりにもすんなりとフォーカスのスタイリングに収まっていたせいで、そんな風に思ってしまったのだ。それだけ、まとまりのいいデザインといえるだろう。

[試乗]フォード 新型 フォーカス[1.5リッターエコブースト搭載・マイナーチェンジモデル] 試乗レポート/大谷達也

私が誤解したもうひとつの理由は、これがフォードの新しい“顔”としてすっかり定着していることに起因している。

そう、新型「フォード フィエスタ」も、ヨーロッパで目にすることの多い新型「モンデオ」(日本未導入)も、これと同じ顔つきをしているのだ。ちょっと生意気なことをいうと、取材でヨーロッパへたびたび出かけている私には、これはとてもよく見慣れたフォード・デザインで、だからこそ違和感なく受け入れられたのだと思う。いずれにせよ、スポーティかつモダンな印象のこのフロントマスク、私は決して嫌いではない。

[フォードの技術力の高さを改めて実感したワケとは・・・次ページへ続く]

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大谷 達也
筆者大谷 達也

1961年、神奈川県生まれ。エンジニア職を経験後、1990年二玄社に就職し、CG編集部に配属となる。以来、20年間にわたり同誌の新車情報、モータースポーツに関する記事を企画・編集・執筆。2010年3月フリーランスとなる。現在もCGの編集・執筆業務に携わる傍ら、ENGINE、GENROQ、東京中日スポーツ新聞、レーシングオンなどにも寄稿。日本モータースポーツ記者会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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