中古車に新品のプレミアムタイヤを履かせてみたら・・・/「ブリヂストン REGNO(レグノ)GR-XI・GRVII」レポート(3/4)
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- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:小林岳夫・茂呂幸正・オートックワン編集部
プレミアムタイヤのパイオニア、REGNO(レグノ)の優れた静粛性はここから生まれた
ただ、タイヤは回転しているので、その時にどのような音が、どこから発生しているのかを確認する必要もある。それを行なうのが「ドラム試験機」である。
ちなみにドラム試験機は数機設置されているが、どれもフル稼働、24時間体制で試験が行なわれている。できるだけ他の音を発生させないために試験機も吸音材でカバー、駆動モーターを別の部屋で駆動するなど、音の発生に対しては非常に細かな配慮が行なわれている。
地下に埋め込まれた直径3mのドラムは実車を置いての測定も可能。タイヤ単体での測定時は押しつけて実際の接地状態にして回転させるのだが、ここで活躍するのがタイヤから発生するノイズを何と132本のマイクを使用する「音源探査装置」。数分のテストで音の発生場所、発生位置を可視化できてしまうそうだ。
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